鶴川駅北口新交通広場 仮使用開始!

町田市の鶴川駅北口で行われている町田3・3・28号鶴川駅北口線の整備事業に伴い、2024年2月17日4時から新交通広場が仮使用開始となりました。これに伴い、鶴川駅を発着する路線バスの乗り場が、同日始発便から一部変更となっています。

旧広場部分の大部分が閉鎖となったほか、今後も広場の整備工事は続けられます。

事業概要

町田3・3・28号鶴川駅北口線は鶴川駅北口の都市計画道路(交通広場を含む)です。この全線で事業を行っています。

2019年8月30日には、それまでの区域から変更を行う都市計画変更を行いました。

都市計画道路事業の事業認可は2020年11月24日で、施行者は町田市です。約8,200㎡の交通広場を整備します。


2024年1月24日追記

2024年2月17日4時から新しい交通広場の使用が開始されます。

バス乗り場が一部変更となります。

基本データ

施行者町田市
交通広場8,200㎡
幅員26m
事業施行期間2020年11月24日~2028年3月31日
2021年2月28日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません。
2019年度鶴川駅前公園撤去工事 株式会社東京綜合造園
2021年度鶴川駅北口広場電線共同溝工事株式会社地研
2022年度鶴川駅北口広場バスシェルター建築工事(1期)株式会社イワヲ建設
2023年度鶴川駅北口広場バスシェルター建築工事(2期)株式会社三ノ輪建設
2023年度 鶴川駅北口広場道路築造工事その2株式会社南州建設開発興業
2023年度鶴川駅北口広場道路照明施設整備工事有限会社八木電気
2024年度鶴川駅北口広場支障物移設・撤去工事東和建設工業株式会社
2024年度鶴川駅北口交通広場植栽整備工事株式会社山田造園
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度鶴川駅北口広場費用対効果分析業務委託株式会社協和コンサルタンツ 東京支社
2019年度鶴川駅北口広場地質調査業務委託大和基礎設計株式会社
2020年度鶴川駅北口広場地質調査業務委託その2鶴川駅北口広場地質調査業務委託その2
2022年度 鶴川駅北口広場バスシェルター建築工事(1期)監理業務委託株式会社オリエンタルコンサルタンツ 関東支社
2023年度 鶴川駅北口広場バスシェルター建築工事(2期)監理業務委託株式会社オリエンタルコンサルタンツ 関東支社

この表の注意事項
データ収集期間:工事2019年度~、委託2019年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年11月25日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

鶴川駅周辺再整備事業に係る説明会(2023年5月)資料を参考に作成

鶴川駅周辺では、2016年に策定された『鶴川駅周辺再整備基本方針』に基づき、交通広場の再整備や土地区画整理事業などの再整備が行われています。北口交通広場の整備もその一環に基づくものです。

鶴川駅北口には、1980年から行われた鶴川駅前土地区画整理事業(1982年換地処分)により整備された交通広場のほか、1992年から行われた鶴川駅北土地区画整理事業(2007年換地処分)により整備された西側広場(タクシー乗り場がメイン)が存在していましたが、広場の容量が足りずバス乗り場が分散するなどの問題がありました。

今回、北口交通広場の隣接地に拡張された広場が再整備されました。

バス乗り場の一部移設

新広場は2024年2月17日4時から仮使用開始となりました。また、同日始発便のバスから、一部バス乗り場が移設されたほか、バス乗り場の番号が変更されています。

なお、現段階では広場の暫定整備部分が残っているほか、ペデストリアンデッキが整備中であるため、歩行者導線に迂回が必要な箇所が生じています。

また、今後、鶴川駅南土地区画整理事業に伴い、駅の南口に新しい交通広場を整備する予定で、駅の南側からアクセスするバス路線は南口広場に移設される予定です。

新5番乗り場

旧バス乗り場のうち、旧2番~旧4番が新交通広場内に移設されました。

バス乗り場の番号は全体的に1つ繰り上がり、0番乗り場の名称は使用されなくなっています。

新4番乗り場、新5番乗り場、降車バス停及び一般車乗降スペースには、シェルター(上屋)が整備されています。また、新1番乗り場、新2番乗り場及び新6番乗り場は移設されていないため、従来の上屋を使用しています。現段階では、新3番乗り場及びタクシー乗り場に上屋が設置されていませんが、将来的に設置が予定されています。

なお、今回、Jリーグサッカー開催時に臨時運行される野津田公園行き臨時バス乗り場については、鶴川街道上の旧5番乗り場付近から広場内の新4番乗り場に移設されています。乗り場が変わった唯一の路線にです。新広場仮使用開始に伴い、連接バス(ツインライナー)の乗り入れが可能となったため、今シーズンから連接バスでの運行もされる計画です。この日も試運転されていました。なお、今シーズンから町田ゼルビアはJ1昇格となり、開幕戦は2月24日、ガンバ大阪戦です。

旧2番乗り場

廃止された旧2番乗り場~旧4番乗り場には単管柵が設置されたほか、案内看板が塗りつぶされていました。

乗り場の案内看板は目立つところに1ヶ月ほど前から設置されていますが、戸惑っている人がちらほら見られました。
交番の交通相談員(警察OB)に乗り場を聞いている人がいて、交通相談員は目もあわせずに「今日出勤したらこうなってたから知らね~」って言っていたのは、流石にちょっとね、ここで勤めてるなら勉強して。

バス待機場とタクシー待機場

鶴川駅バス停は平日605本のバスが発車します。ターミナル駅を除けば多摩地域でも有数の本数です。

新広場では、旧広場に比べて待機場も拡張されています。この日のこの時間帯はかなり少なかったけれど。

旧広場にもバス待機場は設置されていましたが、ラッシュ時間帯を中心にバス待機場に入り切らず、正規の待機場ではない場所で待機している光景や、広場を周回して時間潰ししている光景が見られました。タクシーも同様にタクシー待機場に入り切らない様子が見られたものです。

バス進入ルートを変更

路線バスの広場への進入ルートが変更されました。

従来マルエツ東側から入るルートから、鶴川駅広場前交差点から入るルートに変更されています。

延伸された右折レーン

これに伴い、鶴川駅広場前交差点の右折レーンが延伸されています。

右折信号をつけたほうがいい気がします。

切替え初日ということもあってか、沿道にはバスルートを誘導する係員が配置されていました。

(ここで直進してしまうとリカバリーが効かない)

一般車乗降スペースを新設

新広場のマルエツ前付近には、一般車乗降スペースが整備されました。

一般車乗降スペース部分の縁石は低く下げられており、車いすの乗降などを考慮した構造になっています。

旧広場には正規の乗降スペースは存在せず、マルエツ前の相互通行道路を1車線塞いで待機したり、バス停で乗降させ、バスにクラクションを鳴らされている光景が見られたものです。

交通規制を一部変更

新広場仮使用開始に伴い、マルエツ東側交差点の交通規制が変更となっています。

右折禁止となった交差点

鶴川街道を西側から来た場合右折が禁止となっています。

また、広場から出る場合も右折が禁止となっています。

さらに鶴川街道を東側から来た場合に従来7時~9時に一部車両を除いて掛けられていた左折禁止は解除されています。

従来の7時ー9時の左折禁止についてはよく警官が取り締まりを行っていましたね。今後は右折禁止を取り締まるのかな?

西口タクシー乗り場廃止

西口タクシー乗り場は、2024年2月17日2時をもって廃止されました。タクシー待機場も閉鎖されています。

南北自由通路を整備

旧広場部分

閉鎖された旧広場の大部分で、小田急が土地利用を計画しています。残っていた旧小田急不動産の建物は解体作業が進められていました。

また、駅舎の橋上化と南北自由通路・ペデストリアンデッキの整備工事が予定されており、「鶴川駅北口広場デッキ整備工事」を清水・石井特定建設工事共同企業体が落札しています。※金額の都合上、地方自治法及び市条例に基づき、契約には議会の議決を必要とします。

撮影日:2024年2月17日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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