町田市の鶴川駅の西側にある鶴川1号踏切では、周辺まちづくりの一環で、踏切道を拡幅整備する工事が行われていました。
この度7月27日に踏切の付替えが行われました。

鶴川1号踏切は鶴川駅の西側すぐの場所にある踏切道で、整備前は幅員約4mで軌道に対して斜めに横断する踏切でした。鶴川駅南口改札が近接しているため、電車到着後などを中心に歩行者で混み合い、自動車と交錯し危険な状況となっていました。
2022年度に町田市と小田急電鉄が「(仮称)鶴川1号踏切道拡幅改良工事に関する基本協定」を結び、小田急電鉄に工事を委託する形で、踏切の整備が進められてきました。
拡幅後の踏切道は幅員6mで、軌道に対して直角に交わるように付替えられ、2024年7月27日から供用開始となりました。

踏切の南側は、旧小田急エンジニアリング作業所跡地部分が引っ込む形で拡幅されていて、株式会社中建の前に向かって現道に擦り付けられています。
このほか、鶴川駅では駅舎の橋上化と、南北自由通路の整備が行われていて、これに伴い、駅構内の軌道に覆工板の設置が進められています。
この工事のため、踏切南側の旧小田急エンジニアリング作業所跡地は工事ヤードとして使用されていて、工事施工者の清水建設の仮囲いが設置されています。
撮影日:2024年7月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント