多摩7・5・3号宿榎戸線 道路築造工事開始へ 進捗状況2024.10

稲城市で事業が行われている多摩7・5・3号宿榎戸線の進捗状況を見てきました。

既に電線共同溝などの整備が行われているところですが、今年度から道路の築造工事が始められる模様です。

事業概要

多摩7・5・3号宿榎戸しゅくえのきど稲城市大字矢野口字宿から稲城市大字矢野口字榎戸に至る延長約500mの都市計画道路(区画街路)です。このうち上記で示した川崎街道から鶴川街道に至る区間では、道路を新設する事業を行う予定です。

施行者は稲城市です。

稲城市議会録によると、2020年3月現在で道路予備設計などの作業が完了しており、2021年度から用地取得を始めるとのことです。

基本データ

施行者稲城市
延長不明(110m程度?)
幅員不明(12m?)
事業施行期間不明
2021年2月24日現在

最近の発注状況

発注年度委託・工事名称受注者
工事
2023年度多7・5・3号線汚水管整備工事株式会社バイタル
2023年度 多7・5・3号線電線共同溝整備工事(その1)株式会社バイタル
2024年度多7・5・3号道路整備工事(その1)株式会社バイタル
委託
※2021年度以前は情報収集していません
2022年度多7・5・3号線号線道路詳細設計等委託日本設計株式会社多摩営業所
2024年度多7・5・3号線道路詳細修正設計委託 株式会社和建設計事務所
この表の注意事項
データ収集期間:工事:すべて、委託2022年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年11月12日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①川崎街道から見た様子(地図

ここが事業区間です。

延長が短く地権者も少ないと見られ、取得した用地に防塵舗装をしたりフェンスで囲うなどの大々的なことはされていません。

稲城市議会2024年6月第2回定例会答弁によると、用地取得率は約93%とのことです。

昨年度は「多7・5・3号線汚水管整備工事」、「多7・5・3号線電線共同溝整備工事(その1)」(いずれも株式会社バイタル施工)が行われており、マンホール蓋や電線共同溝特殊部蓋などが見えます。

②南側から見た様子(地図

こちらからも電線共同溝特殊部の蓋などが見えました。

入札情報によると、今年度は9月27日「多7・5・3号道路整備工事(その1)」が開札されており、株式会社バイタルが落札しています。市議会一般質問では、「川崎街道より南側の約30メートルの区間において、地盤改良工事や街築工事、既存水路のボックスカルバート工事」をすると答弁がされています。
工事金額的にも900万円程度と安いため、そこまで大々的な工事にはならないと見られます。

10月20日時点では現場未着手でしたが、近いうちに現場入りするのではないかと思われます。

③旧鶴川街道交差点(地図

旧鶴川街道に面した部分には、現在も駐車場として利用されている予定地が存在します。

用地取得の残り7%がここかどうかは定かではありませんが、用地取得をしないと工事に入れないため、完成に影響を与えそうです。

なお、市議会答弁によると、2026年度中の道路交通開放を目指しているとのことです。

撮影日:2024年10月20日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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