立川駅西側自由通路建設と「第一デパート」跡地

立川駅の現在ある南北自由通路の西側に、新たに自由通路を作る工事が進んでいます。ここのところ、大きな進捗があったので書きます。

なお、南口で建設をしているペデストリアンデッキの拡張については、以前の記事を参照してください。

ざっくりと

この事業は、立川市、JR東日本、国が費用を3分の1ずつ負担して、立川駅の西側に新たにデッキを設ける事業です。
従来ある南北の自由通路は、ラッシュの時間帯や土日には飽和状態となり、気を付けて歩かなければ人とぶつかりうる状況となっています。

現在の南北自由通路

工事は平成25年9月に着手。平成28年度に完成予定とのことです。今まで工事はしていましたが、基礎工事ばかりで表に大きな変化は見られませんでした。しかし、ここ1か月ほどで形になってきました。

このほか、立川駅北口の西側の以前「第一デパート」があった地区では、再開発事業が進められていて、野村不動産によりプラウドタワー立川を建設中です。新しい西側自由通路はこの事業地と接続する予定で、事業地内にもデッキを作ることになるそうです。

また、立川市とJRとが結んだ協定によると、西側自由通路に新たに改札口を設けるそうです。

現在の状況(南側から)

写真は南側から工事の状況を見たものです。6月下旬の撮影です。
上を通るのは多摩モノレールで、下の線路は手前から、南武線、中央線、青梅線です。

右側の建物は立川駅の駅ビルecuteです。新しい改札口は、写真の奥のほう、青梅線側にできる予定です。多摩モノレールからJRへの乗り換え、または逆パターンでは、場合によっては新しい改札口のほうが早くなることもあり得そうです。

写真奥に見えたのは、第一デパートの跡地に建設中のビルです。

現在の状況(北側から)

大型クレーンから奥が、建設中の西側自由通路になります。手前は立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業によって、公開広場として別工事で建設される予定です。

この工事は、3つの軌道線と1つのモノレールが交差する場所で行われていて、もちろん昼間の工事はできないでしょうし、限られた時間で工事をしているようです。
4路線合わせて、初電が4:35、終電が1:20です。

ちなみに、工事現場に掲示してあるお知らせによると、工事用途が「自由通路・店舗」、階数が「地上4階」になっています。立川市のホームページには自由通路を作ることしか書いてありませんでしたが、もしかしたら、ecuteを増築するのかもしれません。

立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業

昔、第一デパートがあった場所で再開発事業をしています。
野村不動産がプラウドタワー立川として地上32階、地下2階建てのビルを建設中(=清水建設)です。地下は駐車場、地上1階と2階は公共窓口サービスや駐輪場、3階~7階は商業施設で、9階~32階は住宅(プラウドタワー立川)となるそうです。

商業部はヤマダ電機が出店するようです。近隣には大型店舗のビックカメラがあるのに、本当にヤマダ電機は他店の近くが好きですね。閉店も相次いでいるのに大丈夫なのかと心配になったりしますが、駅前一等地なので何とかなるでしょう。

商業階はガラス張りで気持ちがよさそうです。

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