西東京3・4・13号保谷秋津線 進捗状況2021.3

西東京市及び新座市で事業が行われている西東京3・4・13号保谷秋津線の進捗状況を見てきました。

2019年に事業認可された路線です。

都市計画道路の名称は越境していて、新座市側も「西東京」です。

事業概要

西東京3・4・13号保谷秋津線東京都西東京下保谷三丁目から埼玉県新座市栗原五丁目に至る延長約2,310mの都市計画道路です。(この都市計画道路は新座市に越境しています。)

このうち、上記で示した区間では道路を新設する事業を行っています。

東京都側の施行者は東京都埼玉県側の施行者は新座市です。都市計画法の事業認可はどちらも2019年12月20日です。事業延長は東京都側が約190m、埼玉県側が約219mで、どちらも幅員16mで2車線の道路となる計画です。

なお、東京都側のセブンイレブン前の交差点付近について、南北の道路(都道36号)については、「第3次交差点すいすい事業」によって別途拡幅が計画されています。

東京都側埼玉県側
施行者東京都新座市
延長約190m約219m
幅員16m
車線数2
事業施行期間2019年12月20日~2026年3月31日
2021年4月10日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間西端(地図

新座市の栗原五丁目自転車駐車場(駐輪場)がある付近が事業区間の西端です。

ひばりヶ丘駅北口から伸びる道路と交差する計画です。ひばりヶ丘駅北口の道路が2019年に開通したのも記憶に新しいですね。

栗原五丁目自転車駐車場(写真奥の茂み付近)の大部分が道路予定地と重なっています。

②新座市内(地図

新座市側の道路予定地の大部分は農地(ぶどう園)と重なっています。ちょうどぶどう園を分断するような形になるようです。

道路は写真の正面付近を、斜めに横切る計画です。

東京都側の施行者は東京都ですが、埼玉県側は新座市と、県と市のレベルが異なっています。

ひばりヶ丘駅付近では、東西向きの道路を新設する事業がほかにも何本か事業中です。特に、放射第7号線については近接しています。

東京都施行の都市計画道路事業は東京都が費用を負担していますが、埼玉県施行の場合地元市町村が20%負担することになっているようです。新座市南部では、東京都と連携して埼玉県施行の都市計画道路がここ数年で相次いで事業化されていますので、新座市の負担は結構重いんじゃないかなーって思いますね。昨年は財政非常事態宣言出してますし。(この記事の道路は新座市施行なのでなお更に)

③市境付近(地図

この道路の右側が東京都、左側は新座市です。

東京都側で家屋の解体をしていました。

事業認可から時間がたっていないからか、用地の取得はほとんど進んでいませんでした。

④セブンイレブンの交差点(地図

セブンイレブンがある交差点が事業区間の東端です。交差点名があるといいのですが存在しないので、「セブンイレブンの交差点」と呼ぶこととします。

⑤事業区間東端

事業区間東端で、この先に道路ができる計画です。

正面のひばりが丘北通りが狭いためか、少し変わった信号現示となっていました。

栗原方面
田無方面

セブンイレブンの交差点で交わる都道36号(一部25号と重用)は現在、右折レーンがなく、しばしば滞留が発生することがあります。

この交差点近隣については、第3次交差点すいすいプランに基づき、拡幅が計画されています。

撮影日:2021年3月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 匿名 より:

    記事で懸念されていた新座市の負担ですが、財政非常事態宣言の影響は大きく、用地取得先送りとのことです。
    https://www.city.niiza.lg.jp/soshiki/33/houyaakitu-sakiokuri.html

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      そのようなものが公表されていたのですね。
      新座市ではここ5年ほどで何本も事業が始まっているので大変ですよね。
      放射第7号線ができれば優先順位もそれほど高くないのでしかたないかなと思います。

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