稲城市で事業が行われている多摩3・4・12号読売ランド線の進捗状況を見て来ました。
2019年9月5日発行の『多 3・4・12 号読売ランド線道路整備事業 お知らせNo.3』によると、2019年8月末現在の用地取得率は62.8%です。
事業概要
多摩3・4・12号読売ランド線は稲城市で事業中の都市計画道路です。
京王相模原線交点付近~「グランドパーク京王よみうりランド」付近までは東京都が、それ以南は南山東部土地区画整理組合が施行しています。
東京都施行区間についても、稲城市に施行を委託しています。
東京都施行区間の概要 | |
施行者 | 東京都(稲城市に委託) |
延長 | 550m |
幅員 | 16~18m |
事業期間 | 2016年2月26日~2026年3月31日 |
2021年3月16日現在 |
南山東部土地区画整理組合施行区間の概要 | |
南山東部土地区画整理事業のページをご覧ください。 |
2021年9月6日追記
南山東部土地区画整理事業区域内について、9月27日月曜日6時に交通の切替えが行われました。
令和3年9月27日(月) 午前 6:00に読売ランド線が切替ります。 -スカイテラス南山
2024年1月9日追記
南山東部土地区画整理事業区域内について、2024年1月29日月曜日6時に交通の切替えが行われました。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
東京都施行区間
この先で、稲城大橋方面から来る多摩7・4・5号東長沼矢野口線と交差する予定です。
現在はこの付近で調整池のようなものを施工中でした。土地区画整理事業区域周辺は仮囲いがあり、またそれが目隠しになっていて中がよくわかりません。
道路東側(左側)で用地取得が目立ちます。
既に電線共同溝の設計なども進められているようです。都施行区間の道路工事はまだ行われていません。
左右に横切ってるのが読売ランド線です。
南山東部土地区画整理事業によって行われた根方谷戸の盛土は一定のめどがたったように見えました。
前回2月に来たときは閉店間際だった「森の中のギャラリー&カフェコンティーナ」はほぼ更地になっていました。どうやら美しが丘の方に移転したようです。
道路は正面の森にぶち当たり、その先は土地区画整理組合施行区間となります。
土地区画整理組合施行区間
この先は南山東部土地区画整理事業による施行区間となります。
2019年2月15日に貫通式が行われたトンネルも、穴の周りが綺麗に施され、穴の中も整備が進んでいるようでした。
現在の道路(都道)は将来的にはなくなり、トンネルを通るルートとなります。
トンネルの先は一般人の立ち入りが規制されており、現在どのような工事をしているのかは、航空写真等からしかわかりません。
現在の都道の場所は将来的には埋め立てられるようで、既に少し盛土がされています。
かつて二輪車が多く走ったといわれるこのヘアピンカーブもいずれなくなりますが、現在は工事が行われていません。
現在の工事状況はこんな感じ。結構好きな場所なんですけどね。
産業廃棄物の処理でもしているのでしょうか?
ちなみにこの盛土の場所にJR武蔵野線(貨物線)の斜坑があるんですけど、これどうするつもりなんでしょうか?まだ斜坑として生きているのかも疑問。
撮影日:2019年11月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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