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世田谷町田線(片平)の拡幅状況[2016/3]

川崎市麻生区で事業が行われている川崎3・4・4号世田谷町田線(片平工区)の進捗状況を見て来ました。

事業概要

事業概要は下記をご覧ください。


川崎3・4・4号世田谷町田線多摩川の多摩水道橋から町田市境に至る都市計画道路です。すべての区間で現道があり、津久井道と呼ばれています。

このうち片平工区麻生警察署前交差点から片平2丁目交差点までの区間で現在の道路を拡幅する事業を行っています。

※2016年撮影の看板です。

拡幅後は幅20mの4車線になる予定です。

基本データ

施行者 川崎市
延長 約1322m
幅員 20m
事業期間 2001年3月23日~2029年3月31日
4車線化 麻生警察署前交差点~小田急多摩線交差部:2025年2月17日
2025年3月28日現在

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2021年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その7)工事 織戸・追川共同企業体 213,760,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その8)工事 矢島建設工業株式会社 153,710,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その9)工事 河合土木株式会社 111,610,000円
2022年度 麻生区内主要地方道世田谷町田道路防護(法枠)工事 清生土木有限会社 80,710,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その10)工事 重田・重田造園共同企業体 318,630,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その11)工事 株式会社佐野建設 44,490,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(古沢交差点切替)工事 有限会社一興業 43,620,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その12)工事 河合・織戸共同企業体 247,090,000円
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税込)
※これ以前は情報収集していません
2020年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計委託 株式会社セリオス 東京支店
2021年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線(暫定整備)道路詳細設計委託 株式会社綜合技術コンサルタント 東京支社 6,444,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計(4車線化)委託 株式会社協和コンサルタンツ 横浜営業所 13,132,800円
この表の注意事項
データ収集期間:工事2022年度~、委託2020年度~(それ以前は収集していません)
※委託は工事関連業務委託のみです。物品は掲載していません。
最終更新日:2025年11月20日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

写真等

始点の片平2丁目交差点手前

尻手黒川道路が交わる片平2丁目交差点南側から北側が事業区間となります。。写真の手前側は上麻生工区で事業化しています。

片平交差点角のスバル脇より新百合ヶ丘方面を望む

片平交差点からこの先の古沢交差点までは、一部工事が進んでいました。
実は、工事が始まったと聞いて来たんですが。とりあえず、片側の歩道だけ構築した感じでした。

この区間の事業認可は2001年(平成13年)3月23日。実に15年が経過しています。事業終了予定は2019年(平成31)3月末までなので、まだまだかけるつもりです。
道路ごとに様々な事情があるにせよ、遅すぎます。

縁石はセミフラット型で、歩道と車道との間にはフェンスが設けられていました。

歩道には電線共同溝が設けられて、無電中化する予定です。

今のところ街路樹などの植樹はなく、アスファルトで固められていることから、今後も街路樹はないと思われます。東京都は都市計画を変更してまで幅10mの植樹帯を両脇に作っているのと比べても、東京都と川崎市の考え方の違いがわかります。(財政力もあるが)

古沢交差点より新百合ヶ丘方面を望む

ここまで、とりあえず着工されていました。この交差点の角はもう少し時間がかかりそうです。

川崎市では第2次道路整備プログラム(案)において、この路線で土地収用法の活用も明言しています。

麻生警察署前手前より新百合ヶ丘方面を望む

ここから先はまだ着工していません。

麻生警察署前交差点より柿生駅方面を望む

渋滞の名所だった麻生警察署前交差点。3レーンがほれぞれ設けれて、少し改善した感じでしょうか。稲城市平尾方面の坂浜平尾線が開通すれば、更なる交通量の増加も考えられます。

全体的に、片平工区はまだ時間がかかるように感じましたが、拡幅が待ち遠しいでし。

撮影日:2016年3月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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