横浜市で昨年開通した首都高神奈川7号横浜北線(北線)と、現在事業中の横浜環状北西線(北西線)を見てきました。
北線と北西線、E83第三京浜が交わる横浜港北Jctと併設する港北ICは以前からよく通る場所でしたが、北線開通後初めての訪問となりました。
新横浜出入口付近
こちらは北線の新横浜出入口です。鶴見川の亀の甲橋の北側に建設されました。
この付近から生麦方面はトンネルのため今回は辿っていません。
以前サイクリングか何かでこの辺りに来たときに工事中の写真を撮っていたような気がしたのですが、パソコンを探しても見当たりませんでした。
新横浜出入口から鶴見川の新横浜大橋方面には一般道(横浜3・3・48号長島大竹線)が整備されました。新横浜大橋の道路と接続する部分はインターチェンジのようなつくりになっています。交通量は少なめでした。
新横浜出入口から横浜港北Jct方面を見ています。
この付近から高速道路は地上に上がり、左側の鶴見川に沿って進んでいきます。高速道路は2層構造で上の層が生麦方面、下の層が港北方面車線となっています。
鶴見川河川敷は何もないので2層構造の高速道路は遠くからでもよく目立ちますね。技術力が向上したのかどうか、半世紀前では考えなかったような構造の気がします。
途中に見えるトラスは鶴見川の支流大熊川に架かる大熊川トラス橋です。
北線に並行する鶴見川の河川管理通路(サイクリングロード)では舗装工事が行われていました。神奈川県内の鶴見川はところどころ砂利道があったり、舗装が雑な場所があったり、どうにかならないのですかね。
北線はこのまま進み、写真奥の方で横浜港北JctとなりE83第三京浜と接続しています。そのさき橋脚の工事をしているのは北西線です。
横浜港北Jct付近
北線は横浜港北Jctへ。現在その先で北西線の橋脚が待ち構えています。
横浜港北Jctおよび港北インターはこんな感じに。ぐるぐると回る複雑な構造になっています。もはや私の知っている港北インターはありませんでした。といっても地上からはよくわからないので、グーグルマップなどで航空写真を…。
こちらが私の知っていたE83第三京浜の港北インター。インターの出入口の場所が付け替えられ、この場所は何もなくなっていました。
インターの料金所と出入口の交差点が近接していて厄介だった印象があります。
ここから建設が進む北西線です。
横浜港北Jctの西側は農地を突き抜ける形で建設が進んでいます。足場などで囲まれた橋脚が姿を見せているほか、桁の工事も進んでいるようです。
2020年までに開通させる予定のようで、急ピッチです。こんな光景が見られるのはいまだけですね。
北西線は緑産業道路を越えて丘陵地の崖からそのままトンネルに。さっきまで生麦からトンネル、高架、トンネルと忙しい道路です。
トンネルに潜ったあと横浜青葉IC・Jct方面までインターなしで進みます。トンネル工事はシールドによって行われます。2月13日に施工会社や横浜市などの横浜市北西線シールド出張所の特設サイトを確認したところ、生麦方面トンネルは3890mのうち1500m、青葉方面トンネルは3890mのうち1400m進んだそうです。
横浜青葉Jct・IC付近
こちらは横浜青葉IC・Jct方面。トンネル出口付近は工事関係者が多かったので撮影していません。この右側の道路はトンネルから出てきてE1東名高速道路に接続するため高度を上げる北西線です。
当然ですが、夏に来た時よりも工事が進んでいました。
北西線沿いの道路にはトラックの列ができていました。トンネル工事に向かう待機列のようで、積み荷にシールドトンネルのセグメントがあったトラックもありました。
工事専用道路ではないはずですが、農地しかないのでほぼ工事車両しか通っていません。
横浜青葉IC・Jct付近では夜間通行止めを伴う工事も行われたりして工事が進んでいました。
これを見に来たのは2月6日火曜日。平日とあって工事関係者が多く、思うようにカメラを向けられなかったりします。工事現場を見に来るなら休工となることが多い日曜日がいいかもです。
大規模な工事で迫力がすごく、進捗も早め。開通まであっという間です。
撮影日:2018年2月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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