豊島区で事業が行われている補助第81号線(東池袋)の進捗状況を見てきました。
久々の訪問だと思ったら3年ぶりでした。

事業概要
補助第81号線は豊島区池袋東三丁目から北区西ヶ原一丁目に至る延長3,520mの都市計画道路です。このうち上記で示す区間では道路を新設する事業が行われています。
区間は日出通りから春日通りに至る約610mで、幅員は25mとなり、中央に東京さくらトラム(都電荒川線)を配置し、両側に片側1車線の車道を設ける計画です。
事業認可は2005年11月16日で東京都が事業を行っています。周辺は木造賃貸住宅が密集している地域で狭隘な道路も多く、道路整備と一体的に沿道街づくりを進めることとしていて、都市整備局の第二市街地整備事務所が管轄しています。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約610m |
幅員 | 25m |
事業施行期間 | 2005年11月16日~2030年3月31日 |
2025年3月3日現在 |
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写真等

撮影位置はこの通りです。

現地に掲示されていた案内図によると、東池袋一帯では現在このような工事が行われています。しばらく来ないうちに、としまみどりの防災公園が開園するなど、大きな変化もありました。

この先の春日通りまでの区間で、都電荒川線(東京さくらトラム)に沿って道路が建設される予定です。
この南側も別途道路を建設する事業が行われています。
補助第81号線とは直接関係はありませんが、この交差点の写真左側、東池袋四丁目2番街地区第一種市街地再開発事業がおおむね完成し、現在は後処理のような工事を行っている様子でした。再開発事業によって建設されたタワーマンションは「プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ」といいます。

この再開発事業に伴い、有楽町線東池袋の4番出入口が閉鎖されていましたが、4月中に通行再開される旨が掲示されていました。
当初は3月中だったはずですが、1ヶ月程度延期されたようです。

東池袋四丁目停留所の北側からは、都電荒川線が東側に移設されていました。
今後、道路予定地中央に軌道を再整備する予定です。

工事件名は書かれていませんでしたが、東鉄工業株式会社板橋軌道工事所が施工しています。

軌道の移設に伴い、14号踏切は一時的に閉鎖されています。

カーブの先で軌道は再び中央に戻っています。

左側法面が掘削されているほかは、3年前と大きな変化がありません。坂下通りの南側では、軌道の緑化が行われています。

坂下通りから北側も大きな変化がありませんでした。

春日通りと交わる向原停留所付近でも、軌道の移設や停留所の移設も計画されています。
撮影日:2022年4月2日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0200)
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