補助第216号線(大蔵Ⅰ期) おおくら大仏前の橋梁下部工事進む 進捗状況2025.4

世田谷区で事業が行われている補助第216号線(大蔵Ⅰ期)の進捗状況を見て来ました。

おおくら大仏前で行われている仙川を横断する橋梁の下部工事が進められています。

事業概要


補助第216号線は、世田谷区鎌田三丁目から杉並区宮前五丁目に至る延長約8,640mの都市計画道路です。このうち上記図で示した延長約650mの区間で道路を新設する事業を行っています。

都市計画法の事業認可は2007年12月19日で、幅員は16mとなる見込みです。

補助第216号線(大蔵Ⅰ期)
施行者世田谷区
延長約650m
幅員16m
事業施行期間2007年12月19日~2028年3月31日
2023年1月31日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ

①事業区間南側(地図

仙川を横断する清水橋のたもとから北側が事業区間です。

短い区間で3回も川を横断するこの道路ですが、下流側2箇所の橋梁工事はまだ始まっていません。

②仙川左岸側(地図

用地の取得が進んでいて、一部は歩行者通路として開放されています。

③中之橋(地図

『世田谷区道路整備白書』(令和7年3月改定)によると、用地取得率は94.3%とのことです。

④仙川右岸(地図

途中の区間では工事はあまり行われていないようです。

中途半端に開通させても周辺は住宅地で道も狭いため、南側で別途事業中の大蔵Ⅱ期との同時開通がよさそうです。

⑤おおくら大仏前の渡河部(地図

一番北側で仙川を横断する部分でこれまで行われていた「鋼管杭設置工事(補助第216号線)【大蔵三丁目3番から大蔵五丁目10番先】」は既に終了し、現在は後続の工事が行われています。

左側に見える鋼管杭は前回工事によるもののようです。

現在行われている工事は「橋梁下部工事(補助第216号線4号橋)」で、2026年11月中旬までの予定で、東急・新舘建設共同企業体が施工しています。

看板を見る限りでは、橋台2基の設置を行うもののようです。

⑥大蔵橋から(地図

現在は左岸側の一部を締め切り、下部工事が行われています。右岸側の工事はこれからですかね。

道路の完成まではまだまだかかりそうです。

撮影日:2025年4月27日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました