練馬区で事業が行われている補助第156号線(南大泉)の進捗状況を見て来ました。
放射第7号線とほぼ平行に、大泉学園~保谷間で道路を新設する事業が行われているものです。

事業概要
補助第156号線は練馬区高野台五丁目から練馬区西大泉一丁目に至る延長約4,000mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間では、道路を新設する事業が行われています。
施行者は東京都です。事業延長は約1,410mで、幅員16mで2車線の道路となる計画です。
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,410m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2021年4月23日~2034年3月31日 |
2021年4月23日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
2024年度 | 工事用通路整備工事(6四-補230大泉町外2路線) | 共栄土木株式会社 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2023年度 | 橋梁予備修正設計(5四ー補156南大泉) | 和合建設コンサルタント株式会社 |
2024年度 | 橋梁予備修正設計(6四-補156南大泉) | 和合建設コンサルタント株式会社 |
事業者サイト
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写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

大泉学園駅北側、北野神社前交差点から西側が事業区間です。
事業認可は2021年で、引き続き用地の取得が続けられています。

戸建て住宅を中心に、住宅がかなり密集しています。
白子川の東側では取得用地はほとんど見られませんでした。
東京都のサイトによると、2024年4月1日時点の用地取得率は6%です。2022年度から0%→1%→6%と推移しています。

このあたりが一番まとまって用地取得されていたところでしょうか。
並行する放射第7号線でさえ着手から開通まで20年近くかかりましたので、ここもそれと同等か、都市計画道路としては格下なので予算的なことを考えるとそれ以上かかるかもしれません。
この先の南大泉六丁目4番付近の生産緑地(559南大泉)は、その敷地の大部分を補助第156号線が通過する計画でしたが、練馬区のウェブサイトによると、2024年8月20日告示の都市計画変更で生産緑地を解除されました。
道路予定地以外の敷地についても分譲されるなどの、土地利用の変化が始まっています。

沿道には2箇所ほど生産緑地(あるいは特定生産緑地)と重なっている箇所があります。

ほんの一部に用地取得されたと見られる土地がある様子です。

西東京市側は道路が整備済みですが、車道を絞った形で供用されています。
撮影日:2025年2月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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