世田谷区で事業が行われている補助第154号線(明大前駅付近)・世田谷区画街路第13号線(世区街13)の進捗状況を見てきました。
京王線の連続立体交差事業と並行して事業が進められているもので、交通広場とそこに至る道路の新設が主な内容となります。
このサイトではこれまで京王線連続立体交差事業の記事と合わせて進捗を掲載してきましたが、別に分けて掲載することにしました。
事業概要
補助第154号線は世田谷区等々力三丁目から世田谷区松原二丁目に至る延長約6,780mの都市計画道路です。
世田谷区画街路第13号線は世田谷区松原二丁目の延長約12mの都市計画道路です。
このうち、上記図で示した区間ではそれぞれ事業が行われています。
補助第154号線 | 世田谷区画街路第13号線 | |
施行者 | 世田谷区 | |
延長 | 約206m | 約12m |
幅員 | 15m | 21m |
交通広場 | なし | 約2,700 |
事業施行期間 | 2014年2月28日~2031年3月31日 | |
2023年3月23日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
京王線連続立体交差事業についてはこちら
京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間) 連続立体交差事業
京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間) 連続立体交差事業
写真等
撮影位置はこの通りです。
ここから先が事業区間となります。
京王線までの区間はコインパーキングとして利用されています。この道路が開通するのは京王線の高架が完成してしばらくしてからなんだろうなと思います。
このあたりは事業化前とほとんど変わっていません。
このあたりは京王線の車内から見えないので時々降りて様子を見ているのですが、あまり進みが見られません。
明大前駅の東側では工事が進んでいるので、このあたりもそろそろ進んで行くのでしょうか。
この右側では交通広場が計画されています。
ところどころで更地になった土地が見られました。
左側では道路予定地の外側に建物の新設と、取得した用地の仮整備が行われていました。
この付近が事業区間の南端です。
この南側は2020年11月27日現在事業化はされていませんが、北沢税務署付近までの区間が優先整備路線に選定されています。
撮影日:2020年11月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
今日この区間を少し見てきたのですが、ビルの新設が終わった他にも明大前駅すぐ南の辺りや駅前広場予定地がぽつぽつ更地になっており、若干進展しているようでした。
この辺りの補助154の整備は駅前広場と一体でやっている感じに思われますが、広場より南は松原区間が交通開放されるまであまり意味がなさそうなのでそれまでどうするのかが気になります。
ただ、梅ヶ丘より北の補助154の事実上の現道になる松原大山通りは特に駅前は商店街で人通りも多いにも関わらず、車1台がギリギリ通れるほどの狭さの道に頻繁に車が通るので危険に感じられましたし、全通後に明大前まで東急バスの等13系統が延長される構想もあるので、現道の安全性向上と南北方向の交通利便性確保のためにも一刻も早く松原区間の事業着手を期待したい所です。
記事にしていませんが、先日見たときポツポツ空き地が増えていましたね。駅すぐの商店の閉店も増えてきていました。
駅前広場より南側はいまだ事業着手はしていないので、仮に今事業着手したとしても開通は20年後・・・ですかね。まぁ当分できないです。
私が設計者なら、住宅街が抜け道とならないよう、道路が整備されるまでは近隣住民以外は駅前広場より南側に抜けられないようにしますね。