日野バイパス(延伸) 豊田南地区で道路切替え 進捗状況2022.8 

日野市で事業が行われている国道20号日野バイパス(延伸)のうち、南豊田地区では工事の進展に伴い道路の切替えが行われました。

事業概要

日野市八王子市では国道20号20(現道)のバイパスとして、日野バイパス(延伸)日野バイパス(延伸)Ⅱ期の事業が行われています。

施行者は国で、日野バイパス(延伸)は2005年度から、日野バイパス(延伸)Ⅱ期は2017年度から事業が行われています。

なお、沿線では日野市および土地区画整理組合により土地区画整理事業が行われています。土地区画整理事業の施行区域では同事業によって用地を捻出する予定です。

ちなみに、都市計画道路名称は日野3・3・2号東京八王子線八王子3・3・2号東京八王子線です。

基本データ

日野バイパス(延伸)
施行者
延長約3.8km
幅員28~48m
事業化2005年度
2020年5月6日現在
日野バイパス(延伸)Ⅱ期
施行者
延長約1.5km
幅員28~60m
事業化2017年度
2020年5月6日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません。
2017年度国道20号日野バイパス(延伸)豊田地区改良(その1)工事株式会社ガイアート
2017年度国道20号日野バイパス(延伸)豊田地区改良(その2)工事戸田道路株式会社
2019年度R1国道20号日野BP(延伸)豊田地区電線共同溝(その1)工事戸田道路株式会社
2019年度R1国道20号日野BP(延伸)豊田地区電線共同溝(その2)外工事戸田道路株式会社
2020年度R2国道20号日野BP(延伸)川辺堀之内地区改良舗装その1工事戸田道路株式会社
2020年度R2国道20号日野BP(延伸)東豊田地区改良舗装工事常盤工業株式会社
2020年度R2国道20号日野BP(延伸)豊田南地区改良舗装工事福田道路株式会社
2021年度R3国道20号日野BP(延伸)川辺堀之内地区改良舗装他その2工事世紀東急工業株式会社
2021年度R3国道20号日野BP(延伸)川辺堀之内地区電線共同溝工事株式会社ガイアート
2022年度R4国道20号日野BP(延伸)東豊田地区改良舗装他工事株式会社竹中道路
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません。
2017年度29F日野バイパス(延伸)Ⅱ期橋梁予備設計他業務株式会社橋梁コンサルタント
2018年度30B日野バイパス延伸部外用地調査等業務株式会社アタル開発
2018年度30G日野バイパス延伸環境影響評価検討他業務八千代エンジニヤリング株式会社
2018年度30G日野バイパス(延伸)Ⅱ期測量業務国際測地株式会社
2018年度30G日野バイパス(延伸)Ⅱ期地質調査他業務応用地質株式会社
2019年度31G日野バイパス延伸環境影響評価調査他業務八千代エンジニヤリング株式会社
2019年度R1G国道20号日野BP(延伸)環境調査業務(その1)株式会社オリエンタルコンサルタンツ
2019年度R1G国道20号日野BP(延伸)環境調査業務(その2)株式会社長大
2019年度R1G国道20号日野BP(延伸)Ⅱ期橋梁詳細設計他業務セントラルコンサルタント株式会社
2019年度R1G国道20号日野BP(延伸)日野BP(延伸)Ⅱ期橋梁詳細設計他業務セントラルコンサルタント株式会社
2020年度R2G国道20号日野BP(延伸)道路詳細修正設計他業務セントラルコンサルタント株式会社
2020年度R2G国道20号日野BP(延伸)Ⅱ期函渠設計他業務株式会社建設技術研究所
2021年度R3G国道20号日野BP(延伸)2期環境影響評価業務株式会社オリエンタルコンサルタンツ
2021年度R3G国道20号日野BP(延伸)電線共同溝設計他業務株式会社ドーコン
2022年度R4G国道20号日野BP(延伸)2期環境影響評価業務株式会社オリエンタルコンサルタンツ
2022年度R4G国道20号日野BP(延伸)外道路詳細修正設計他業務株式会社建設技術研究所
2024年度R6G国道20号日野BP(延伸)2期外函渠構造検討他業務中央コンサルタンツ株式会社東京支店
2024年度R6G国道20号日野BP(延伸)外環境影響評価業務株式会社千代田コンサルタント
この表の注意事項
データ収集期間:工事2017年度~、委託2017年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年11月28日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

近隣の道路計画

都市計画道路放射第5号線東京八王子線東京都千代田区半蔵門交差点から東京都八王子市高尾山ICに至る都市計画道路です。上記の通り未開通の区間で事業中です。

都市計画道路名称
23区内:放射第5号線
三鷹市内:三鷹3・2・2号東京八王子線
小金井市内:小金井3・2・2号東京八王子線
府中市内:府中3・2・2の1号東京八王子線、府中3・2・2の2号東京八王子線
国立市内:国立3・3・2号東京八王子線
日野市内:日野3・3・2号東京八王子線
八王子市内:八王子3・3・2号東京八王子線

それぞれの区間については下記をご覧ください。


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

切替え背前後の模式図

今回車道の切替えが行われたのは、平山通り155と交わる東平山二丁目交差点から東側の区間です。これまでの車道は北側に寄せられた暫定形で開放されていましたが、並行して行われている日野市施行の土地区画整理事業が進展したことにより、道路予定地中央南側に切替えられました。なお、切替え後も暫定形での開放であることには変わりありません。

工事件名は「R2国道20号日野BP(延伸)豊田南地区改良舗装工事」で、福田道路株式会社が2022年9月30日までの予定で施工中です。

現地に掲示されている看板によると、道路の切替えは8月24日と25日にかけて行われたようです。

切替え区間東側から見た様子

今回の切替え区間は河岸段丘の高低差のある区間です。

これまでは写真右側を走っていた車道が、中央やや左よりに移設されています。これに伴い、東側の信号のある交差点の位置も移設されています。これまで右側(北側)のみに存在していた歩道は、両側に設置されました。

新宿方面

新宿方面は、将来の下り線となる位置に切替えられています。

この先の区間は、将来の走行車線部分にあたる部分で暫定2車線で開放されています。

坂道の部分

坂道の部分は全体の幅員が若干広がり、上下線に副道を設けた構造に変更されました。高低差がある区間のため、沿道とのアクセス等の観点から覆道が設置されたものと思われます。

なお、当初設計では、この区間の両側の副道をほぼ完成形で整備し、本線は将来の走行車線部分に整備するような構造でしたが、大きく設計変更されこのような構造になっています。

下り線副道

副道は上下線ともに一方通行です。

下り線の副道は、東側は縁石等も設置され完成形に近い形態となっていますが、西側は暫定的な構造にとどまっており、今後別の改良が行われるものと予想しています。

上り線副道

上り線の副道は、これまでの本線を流用し、単管柵で幅員を減少させただけの構造となっています。

東平山二丁目交差点

東平山二丁目交差点付近は大きな変化はありませんでした。

日野バイパス(延伸)は徐々に整備が進み、交通量が多くなってきたなという印象を受けますね。ゼンリンのいつもNAVIなどで延伸区間を国道表示する地図も出始めています。

東平山二丁目交差点から西側の区間は、引き続き埋蔵文化財発掘調査が行われているようでした。

撮影日:2022年8月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0750)

コメント

  1. うるしだまりこ より:

    近所に住んでいます暑いなかお疲れ様です
    熱中症に気を付けて頑張ってくださいね

  2. 環状6.5号線 より:

    こうやって見ると、数年前は道路の形が殆ど無かった日野バイパス(二期)~八王子南バイパスですが、此処最近は至る所でかたちになってきた印象。
    立体交差や副道付き区間が多く、新4号国道や国道17号諸バイパス程では無いけどかなりの高スペック。今の甲州街道(20号現道)や新青梅街道(都道)とは大違いですね。

    東八道路も甲州街道と引き替えに直轄国道にしてしまえば、信号大好き東京都と違って立体交差や副道がバンバン作られそうな気はします(今の甲州街道はいずれ指定区間解除の動きあり)。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      甲州街道の指定区間を指定はずせと言っている状況で東八道路が国道になることはないでしょうし、直轄になっても慢性的な渋滞が発生していない状況で立体交差が急に増えるようなことはないと思います。

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