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東村山3・4・16号中清戸線 着手前の状況2021.2

清瀬市で事業が行われる予定の東村山3・4・16号中清戸線とその周辺の様子を見てきました。

2021年3月1日現在事業着手していませんが、2020年11月29日と12月1日に事業説明会がオープンハウス方式(感染症対策のため)で開催されました。

 

事業説明会資料を参考に作成。区域は変更される可能性があります。

志木街道けやき通り間のうち、志木街道側では組合施行の土地区画整理事業が計画されています。このため、『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』で優先整備路線に選定されていなかった北側についても市施行で道路新設する計画です。『第四次事業化計画』には土地区画整理・再開発等の面的整備が具体化した場合には優先整備路線以外の都市計画道路も事業化することが明記されています。

土地区画整理事業についても2021年3月1日現在着手はしていませんが、清瀬市HPによると2020年2月に土地区画整理組合設立準備会が設立されました。今後組合の設立認可をもって「清瀬市中清戸四丁目土地区画整理事業」として施行する予定です。
清瀬市都市計画審議会議事録によると、土地区画整理事業の区域面積は約3.7haで、都市計画道路のほか幅6.0mの区画街路、約1,100㎡の公園が整備される計画とのことです。電線類は都市計画道路・区画街路を含めて地中化するとのこと(すごい)
(※計画内容は変更される可能性があります。)

この道路の記事

東村山3・4・16号中清戸線清瀬市中清戸五丁目から清瀬市中里五丁目に至る延長約1,010mの都市計画道路です。

このうち、上記で示したけやき通りから南約170mの区間では中清戸Ⅰ期として、2021年12月13日に都市計画法の事業認可を受け、清瀬市が事業を行っています。

また、新小金井街道からけやき通り間では、中清戸Ⅱ期として、2022年9月16日に都市計画法の事業認可を受け、清瀬市が事業を行っています。

さらに、上図で橙色で示した区域では、2021年12月10日に清瀬市中清戸四丁目土地区画整理組合の設立が認可(都告示第461号)され、組合施行による土地区画整理事業が行われています。

 

基本データ

清瀬市施行区間(中清戸Ⅰ期)
施行予定者 清瀬市
予定延長 約170m
予定幅員 16m
予定車線数 2
事業施行期間 2021年12月13日~2027年3月31日
2021年12月13日現在

 

清瀬市施行区間(中清戸Ⅱ期)
施行予定者 清瀬市
予定延長 約100m
予定幅員 16m
予定車線数 2
事業施行期間 2022年9月16日~2027年3月31日
2022年9月16日現在
土地区画整理組合施行区間
施行者 清瀬市中清戸四丁目土地区画整理組合
うち都市計画道路延長 約300m
幅員 16m
車線数 2
交通開放 2014年3月14日13時
事業施行期間 2021年12月10日~2025年3月31日
2024年3月14日時点

最近の発注状況(市施行区間のみ)

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税込)
2025年度 東3・4・16号線道路整備及び電線共同溝整備工事(その1) 有限会社今村組 103,290,000円
2025年度 東3・4・16号中清戸線汚水管渠布設工事(その1) 有限会社富田組 22,786,500円
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税込)
※これ以前は情報収集していません
2020年度 東3・4・16号中清戸線事業認可申請関係図書作成等業務委託 株式会社都市計画センター 13,300,000円
2021年度 東3・4・16号中清戸線Ⅱ期事業認可申請関係図書作成等業務委託 株式会社都市計画センター 1,680,000円
2022年度 東3・4・16号線電線共同溝予備設計業務委託 日本測地設計株式会社 8,250,000円
2022年度 東村山都市計画道路3・4・16号Ⅱ期に係る建築基準法第42条第1項第4号指定他申請図作成業務 株式会社都市計画センター 1,188,000円
2023年度  東3・4・16号線道路詳細設計及び電線共同溝詳細設計業務委託 株式会社都市計画センター 19,085,000円
2023年度 東3・4・16号中清戸線汚水管渠実施設計委託 株式会社キミコン 多摩事務所 8,580,000円
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2019年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年11月9日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①志木街道

この先が土地区画整理事業の事業区域で、都市計画道路はこの丁字路のやや右側に接続する計画です。やや互い違いの交差点となるので、どのように整備するのか気になるところです。

この付近は志木街道に面して短冊形の地割となっており、志木街道にそって住宅し、住宅の裏側は農地となっています。(イメージ)

2021年12月追記

新小金井街道志木街道間についても、清瀬市が都市計画道路事業を行う予定であることが公表されました。2021年11月にはオープンハウス方式の説明会が実施されています。

数年で事業着手となるはずです。これで互い違いの交差点は解消されますね。

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短冊形の地割(イメージ)

埼玉県三芳町ほどきれいでまっすぐな短冊型ではありませんが、都内では市街化が進みこれほど残っているのも清瀬市くらいかもしれませんね。

航空写真を見る限り、農地の部分は接道してない土地もあるように見えます。辺にミニ開発して無秩序に開発されるよりは、土地区画整理事業でしっかりと基盤整備をした方が都市としてはいいでしょう。

②農地

このように農地が広がっています。

いまのところ土地区画整理事業の設計図等は見当たりませんのでどのように整備するかわかりません。

清瀬市都市計画審議会(2020年度第1回)議事録によると、2021年9月に組合設立、2022年度~2023年度に造成工事を見込んでいるとのことです。

③この先から都市計画道路事業区間

この先で土地区画整理事業の区域は終わり、市施行予定の都市計画道路事業区間となります。

右側にはミニ開発された宅地があり、その宅地の一部が都市計画道路と重なっています。

④空き地

都営中清戸四丁目アパート沿いの土地はフェンスで囲まれて空き地となっています。

かつてはこの付近も都営住宅が立ち並んでいたようですが、建て替えの際に道路用地を確保したようです。

⑤けやき通りから見た様子

事業予定区間はけやき通りまでとなります。

撮影日:2021年2月22日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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