②ゆりのき台地区
ゆりのき台付近では上記図で示したような工事が行われていました。
切土・橋梁下部工
八王子医療センターの東側では、引き続き掘削と架道橋下部工が行われています。
すみません、看板類は工事車両で入口付近に設置されていたため撮影できませんでした。
工事件名は、「R3国道20号八王子南BP館地区改良その19工事」で、国土開発工業株式会社が施工しています。
この工事では、八王子南バイパスの本線を跨ぐ架道橋の下部工も施工される予定です。
「その17」工事で橋台は施工済みで、今回はその続きになります。
今回施工するのは赤色で示した箇所で、上部工は別途施工のようです。
殿入高架橋(仮称)P2橋台
殿入地区では、殿入高架橋(仮称)の新設工事が引き続き実施されています。
殿入高架橋(仮称)のうち、大月側では、A2橋台を新設する工事が行われています。
工事件名は、「R3国道20号八王子南BP殿入高架橋下部その5工事」で、2022年11月30日(11月26日時点)までの予定で、奈良建設株式会社が施工しています。
A2橋台は、側道本線が一体になった橋台で、既に足場が組まれ、地表部のコンクリート型枠も設置されていました。
橋脚
殿入高架橋の橋脚工事も引き続き実施されています。
工事件名は「R3国道20号八王子南BP殿入高架橋下部その4工事」で、2023年1月31日までの予定で、大木建設株式会社が施工しています。当初より工期が伸びています。
既にほとんどの橋脚ができつつありますが、足場が組まれている橋脚も見られました。
この工事はもうすぐで終わりそうです。
この場所も定点観測地点です。
八王子医療センターの道路がよく見えるようになってきました。
コメント
今回も大作のレポートを読ませて頂き大変ありがとうございます。
主要国道ということもあってか、切土して高擁壁を設けた区間に高架を通すなど贅沢に設計された道路のように感じました。中央高速道の様に工事費を安くあげて将来渋滞を招くよりは良いかも知れませんが、高擁壁は将来の維持費用が大変かも?
近年では、特に国土の骨格となるような道路などを中心に、技術力の向上や限られた土地などの制約から大きな構造物による整備が増えてきているようには感じますね。
橋梁やトンネルは5年に一度の点検が義務付けられていますし、一定以上の大きさの切土や盛土(それを構成する擁壁も含む、特定道路土工構造物という)も定期的な点検を基本とされていますので、どんな構造物にも完成からすぐに維持管理費はかかってきます。
いつもありがとうございます。
やっぱり直轄国道は工事風景を見ているだけでも迫力があります。
それに、直轄国道の場合は比較的高規格道路も多いのも特徴ですよね。完成も楽しみです。
もし八王子南バイパスが補助国道や都道で東京都施行だったら、おそらく此処まで高規格にはならずに、尾根幹線道路や東八道路みたいに立体交差はお情け程度、信号多数、副道の代わりに自転車通行帯になっていたでしょうか。
八王子南バイパスが国施行で本当良かったと思う一つです。