八王子市で事業が行われている八王子3・5・53号台町五日市線(楢原Ⅱ期)の進捗状況を見てきました。秋川街道のうち、東楢原交差点付近~眼鏡市場付近までの区間を幅16mに拡幅するものです。
事業概要
八王子3・5・53号台町五日市線は八王子市台町二丁目から八王子市楢原町に至る延長約4,020mの都市計画道路です。このうち上記図で示した区間では楢原Ⅱ期として事業が行われています。
施行者は東京都で、2014年7月25日です。事業延長は約470mで、現在ある秋川街道を幅員16mに拡幅します。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約470m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2014年7月25日~2027年3月31日 |
2021年3月21日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
今回は、写真①~③については2021年3月15日に原付にアクションカメラを設置し、タイムラプスで撮影したものです。写真④及び⑤については2020年11月30日にカメラで普通に撮影したものです。
アクションカメラでの撮影は実験的に行ってみましたが、あまりよくないですね。
この付近が事業区間の西端となります。
左側を見るとわかるように、用地取得が進んでいます。東京都のサイトによると、2020年4月1日現在の用地取得率は48%とのことです。
この付近、八王子市楢原地区は商業施設が多く建ち並んでおり、秋川街道や高尾街道は交通量が多い道路となっています。路線バスの運行も多いものの、バスベイが設置されていない場所も多く、しばし交通が滞る様子が見られます。また、歩道が整備されていない箇所も多いです。
昔この付近に住んでいた友人が、「バスに乗るより自転車に乗った方が八王子駅に早く着く」みたいなことを言っていた記憶があります。
すき家前の交差点は変則的な交差点となっています。信号機は設置されていますが、横断用のみの運用(夜間押しボタン式)で、脇道への交通整理は行われていません。
すき家の建物も道路用地となっています。
この付近は写真右側への拡幅が予定されています。用地取得も比較的進んでいるように見えました。
左側は崖地となっています。
用地の取得が進んでいることがわかります。
いまのところ特段工事は行われていないようです。
事業区間東端の東楢原交差点です。かすみ学園通りと交差します。
この東側、八王子駅方面については、楢原Ⅰ期として拡幅事業が行われていましたが、2019年度までに工事が完了しています。
またこの写真の左方向については、八王子市が八王子3・4・61号御陵甲の原線の事業を行っており、将来的に十字路となって、公社横川町住宅方面まで繋がる計画となっています。
撮影日:2020年11月30日、2021年3月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
少し白茶けて見えますが、アクションカメラそんなに悪くないですよ。
記事とは関係ありませんが、道路開通後は実際走行しているんですか?開通前後で、どのくらい交通の変化(渋滞や利便性)があったのかも知りたいですね。最近開通した府中市の南武線下の道路を通りましたが、原則+一時停止や住宅地方面の歩行者を気にせず直進出来て利便性が凄く向上したと感じました。
すみません、右上の白茶けているのは手の脂が付いていたみたいです。
撮影前に拭き取っていたんですが、アクションカメラの小さな画面ではそのあたりが確認できず、パソコンに取り込んでみて「あちゃー」という感じです。
道路開通後は走ったり走らなかったりです。近いと走りますが、遠いと走りません。府中のは走りました。
交通の変化は普段から走っている道路でないと気づきにくい部分もありますし、開通後しばらくしてからでないと実態が表れにくいのではないかなという気がしています。