府中3・4・3号狛江国立線(Ⅱ期)かえで通り~鎌倉街道間 事業着手に向け準備開始 着手前の状況2024.3

府中市で事業が予定されている府中3・4・3号狛江国立線(Ⅱ期)の着手前の状況を見てきました。

『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』で優先整備路線として選定されている府中街道かえで通り鎌倉街道野猿街道間のうち、かえで通り鎌倉街道間を整備するものです。2024年3月には沿道関係者に向けた事業概要及び測量説明会が開催されました。説明会資料によると、今後2年程度で事業認可を目指しているとのこと。

なお、府中街道かえで通り間も既に事業着手に向け準備が行われています。(参考

事業概要

府中3・4・3号狛江国立線は、府中市押立町四丁目から府中市四谷六丁目に至る延長約8520mの都市計画道路です。

このうち上記図で示したかえで通りから鎌倉街道に至る区間では、東京都が道路新設に向けた準備を行っています。2024年3月には、沿道予定地関係者に対し説明会を行い、3月にその資料がインターネットに公表されました。今後測量等を進め、2年程度後に都市計画法の事業認可を得て事業を行う予定です。

施行予定者東京都
予定延長約1335m
予定幅員20m
事業施行期間未認可
2024年3月12日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①鎌倉街道から見た様子(写真

多摩川から関戸橋北交差点を越えて1つ目の横断信号機住吉町五丁目付近から東側が事業予定区間です。

右のマンションと左のビルの間に道路ができる予定です。

②住吉町二丁目地内(地図

この周辺は第1種中高層住居専用地域ですが、比較的低層の住宅が多い区域となっています。

計画決定時の図面(国立公文書館蔵)

なお、この都市計画道路が決定したのは1962年7月26日のことで、当時の航空写真を見ると田畑が広がっていて住宅は少なく、砂利採取も行われていたようです。砂利採取についてはこの時期に禁止となっています。(資料によって書かれている次期が若干違う?)

計画決定時の図面を見ると、当時の集落や、中河原駅前の住宅地、砂利採取場所を避けて決定されたようにも見えます。計画決定当時どのような意図でこのルートとしたか、今となってはわかりませんが。

この路線の鎌倉街道以西については2年後の1964年10月23日に決定したほか、同日に多摩川競艇場付近の線形を変更しています。これは中央自動車道の計画が絡んでいた模様で、中央道のルート確定してから都市計画道路のルートも確定させたようです。

③下河原通り(地図

この付近を横切る計画です。

なお、右側には東京都所有の空き地が広がっています。かつては都営住宅が建っていたようですが、現在は道路予定地以外の場所で建替えられ、道路予定地は空き地のままとなっています。

④下河原緑道(地図

道路はこの付近をまっすぐ進む計画です。

かつてはここから少し東側に国鉄下河原線の貨物駅「下河原駅」があり、引込線がこの付近まで伸びていたようです。

この付近一帯は、土地区画整理事業などが行われないまま市街化していて、道は入り組んでスプロール化しています。ただし、市街化が1970年代後半からと比較的遅く開発指導もしっかりされていたのか、住宅地内の道幅は比較的広いのが特徴です。

⑤釣り堀西側(地図

道路は「府中へら鮒センター」を横切る計画になっています。

⑥この付近を横切る計画(地図

この付近を横切る計画です。

⑦事業区間東端(地図

かえで通りの南端であるこの付近までが事業予定区間です。

ここから東側は、府中街道までの区間で1年ほど先行して事業説明会が開催されており、現在認可に向けた準備を行っています。

撮影日:2024年3月14日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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