府中市で事業が行われている府中3・4・11号多磨墓地前線の進捗状況を見てきました。
多磨駅西口に交通広場を新設するもので、あんず通りからのアクセス道路もあわせて建設される計画です。
事業概要
府中3・4・11号多磨墓地前線は多磨駅西側にある全長約230mの都市計画道路です。このうち、あんず通りから交通広場に至る約140mの区間で府中市が事業を行っています。
交通広場の面積は約1,800平米で、道路の幅員は16m(歩道両側にそれぞれ4.5m)となる計画です。
基本データ
施工者 | 府中市 |
延長 | 約140m |
交通広場面積 | 約1,800平米 |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2016年4月5日~2030年3月31日 |
2023年3月23日現在 |
最近の発注状況
発注年度 | 委託・工事名称 | 受注者 |
2024年度 | 府中都市計画道路3・4・11号線電線共同溝予備設計委託 | 株式会社近代設計 東京支社 |
事業者ウェブサイト
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写真等
撮影位置はこの通りです。
ここから先に道路ができる計画です。現在のところ工事は行われていないと見られ、用地の取得が続けられています。
ここの景色はここ数年大きな変化がありません。
2022年9月20日府中市議会令和4年決算特別委員会議会録によると、発言時の用地取得率は約72%とのことです。また、現在は2023年3月31日までとなっている都市計画事業の事業期間の延伸申請を予定しているとのことです。
交通広場予定地付近の用地取得は進んでいました。
この付近に1800平方メートルの交通広場ができる計画です。
アクセス道路部分の整備がされないと、広場部分を整備できないため、今後はアクセス道路部分の整備がカギとなりそうです。
正面の多磨駅駅舎は、2020年12月23日から橋上化され、その後は周辺整備が続けられてきました。
橋上化とともに廃止された地下通路「多磨墓地前駅地下通学路」は完全に埋められ、どこにあったかもわからなくなっていました。
交通広場予定地部分も用地の未取得部分が残っているようでした。
府中市議会録によると、写真右側に見切れている旧多磨駅舎の跡地(西武鉄道所有地)では、西武鉄道が「空地活用については地域住民の方とともに、にぎわいの創出を進めていくという計画の下、ハード整備を進めていく」とのことです。令和4年決算特別委員会 本文 2022-09-20
撮影日:2023年1月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
府中都市計画道路3-4-3の測量に向けた住民説明会が先日ありました。
情報ありがとうございます。