建設が進められている外環道C3の(仮称)中央JCTおよび(仮称)東八道路IC付近の状況を見てきました。
外環道についての説明はまぁいいでしょう。省略。
(仮称)中央JCTは中央道E20と交わる箇所のJCT(仮称)で、隣接して東八道路に出入口が設けられ、こちらは(仮称)東八道路ICとなっています。
高速道路のIC・JCTの建設時の仮称は、正式決定するときに結構変わる気がします。
事業規模が大きすぎて、正直全部追い切れていません……(何の工事やっているのかとか)
都市計画図のランプ形状と工事説明会などで示されているランプ形状が若干違うんですよね・・・
東京外環プロジェクト
2019年4月29日にHPを閲覧した状況だと、
・グリルド(大泉立坑発進南行き)は大泉町5丁目付近(大泉JCT付近)
・カラッキィー(大泉立坑発進北行き)は大泉町5丁目付近(大泉JCT付近)
・みどりんぐ(東名立坑発進南行き)は成城3丁目付近(世田谷通り先付近)
・がるるん(東名立坑発進北行き)は成城3丁目付近(世田谷通り付近)
を掘っているようです。
※グリルド、カラッキィー、みどりんぐ、がるるん は本線シールドマシンの愛称です。
平成31年度直轄事業の事業計画等(当初)[平成31年4月23日時点]によると、東名~関越の用地取得率は約89%、事業進捗率は約52%だそうです。
工事の看板等
建設業の許可票がすごいことになっています。
ジャンクション東側は見れていないのと、たぶん見落としている看板があります。見つけて写真を撮ったものだけ載せます。
清水・竹中土木特定建設工事共同企業体東京外環中央JCT北側Aランプシールド工事事務所により、東京外環中央JCT北側Aランプシールド(その2)工事が行われています。
工事期間は2020年(令和2年)3月31日までです。ちなみにこれが私が初めて見た「令和」対応看板でした。※撮影は2019年4月14日
清水・竹中土木特定建設工事共同企業体東京外環中央JCT北側Hランプシールド工事事務所により、東京外環中央JCT北側Hランプシールド(その2)工事が行われています。Hランプです。
工事期間はAランプ同様に2020年(令和2年)3月31日までです。
どれがどのランプだかわからないのですが。
西松建設株式会社により、東京外かく環状道路 中央ジャンクション南工事が行われています。
工事期間は2020年(令和2年)3月16日までです。
株式会社大林組・株式会社フジタ・岩田地崎建設株式会社東京外かく環状道路中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事特定建設工事共同企業体により、東京外かく環状道路中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事が行われています。
工期は2020年(令和2年)2月7日までです。
株式会社大林組・株式会社大本組・株式会社銭高組東京外かく環状道路中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事特定建設工事共同企業体により、東京外かく環状道路中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事が行われています。
工期は2020年(令和2年)5月31日までです。
大林・大本特定建設工事共同企業体外環中央北ランプJV工事事務所により、開削トンネル工事が行われています。
工期は2019年(令和元年)6月28日までです。
写真等
撮影位置はこの通りです。
東八道路に面して(仮称)東八道路ICが設置される予定です。写真の左側にできる形です。
この付近の東八道路は中央分離帯が置きガードレールになっていたり、暫定系になっていることがわかります。
東八道路から見ています。
いまのところインター出入口付近の大きな工事は行われていません。数ヶ月前は水道関係の小さな工事をしていましたが関係あるのかな?
用地取得はかなり進んでいます。2018年(平成30年)11月現在の(仮称)中央JCT付近の用地買収の進捗は面積ベース・件数ベースともに99%(残2件)、区分地上権の進捗は面積ベース93%、件数ベース88%(残42件)でした。(東京外かく環状道路(関越~東名)事業連絡調整会議(第7回)開催結果について
もともとまっすぐ伸びていた北野中央通りは工事に伴い、2017年(平成29年)9月26日10時に付け替えられました。
工事前と同じように通行できます。
屈折箇所では北野中央通りを跨ぐように大きな管が通されています。中にはベルトコンベヤーがあるらしく、シールドトンネル工事などで発生した泥などを輸送しているのかなと想像します。
結構きれいになっていますね。
工事予定表によると土日は基本休みだそうです。近年土木工事でも週休2日が定着しつつあります。この日は日曜日で、中にはほとんど人がいませんでした(2名ほど見かけました)。
こちらは重機が見えますが、綺麗に整頓されています。平日に来ると多くの作業員が働いているのを見られます。
ジャンクションのランプ部分は開削などによりトンネルが構築されます。写真ではそのトンネルの上部らしき部分が見えます。
もともと50mほど南側にあった道路の代替で設けられた道路のようで、工事箇所を跨いで通ることができます。
将来的にはこの部分に三鷹3・4・3号北野烏山線が整備される予定です。
この写真の後ろ側(ジャンクション西側)は現在東京都が三鷹3・4・3号北野烏山線(北野三丁目)の事業を行っています。
この側道は、もともと中央道のすぐ脇にあった側道の代替として2017年(平成29年)9月26日10時に付け替えられました。
この写真の左側は現在東京都が三鷹3・4・12号本村井の頭公園駅前線(緑ヶ丘)の事業を行っています。
中央道上りランプの橋脚建設が進んでいます。
この景色を見たとき、意外と進んでいると驚きました。
中央道の橋脚は壊さず、梁の部分を覆うようにランプの橋脚が増設されているようです。
こちら側は整地がされています。
ランプはどこからか盛土構造で、またどこからか掘割構造で、その先地下に潜っていくはずです。
工事用の橋が設置されています。中央道を走っていると突如現れるアレです。
こちらもベルトコンベヤーの管が通っていました。ちょっと前までこんなのなかった気がするのですが。
2年ぶりにじっくり見たら意外と進んでいて驚きました。地下の工事はわかりにくいですが(シールド区間はわからない)、もうちょっとよく来てみようと思います。
撮影日:2019年4月14日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
早く完成して欲しいです。