調布市で事業が行われている調布3・4・18号狛江銀座吉祥寺線(Ⅱ期)の進捗状況を見てきました。
2016年より事業が行われているものです。訳2年半ぶりの訪問となりましたが、あまり変化がありませんでした。
事業概要
調布3・4・18号狛江銀座吉祥寺線は狛江市緒方二丁目から調布市深大寺東町四丁目に至る延長約7,080mの都市計画道路です。このうち、上記で示す佐須街道から神代植物公園通りに至る区間で事業を行っています。
事業認可は2016年12月27日で、施行者は東京都です。事業延長は約740m、幅員は12~16mとなる計画です。多摩地域における南北方向の道路ネットワークが強化されるとともに、東京外かく環状道路へのアクセス強化が図られる路線として位置づけられています。
この区間には原山通りとして親しまれている調布市道があり、実質的にこの道路を拡幅するような形になります。なお、2019年2月15日付で都道119号北浦上石原線119に編入されました。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約740m |
幅員 | 12~16m |
事業施行期間 | 2016年12月27日~2030年3月31日 |
2023年2月24日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
セブンイレブン調布柴崎1丁目店のある交差点から北側が事業区間になります。
交差点北東角(写真右正面)の用地が取得されていますが、厳密にはⅠ期による取得範囲かもしれません。
この先は原山通りを概ね拡幅する形で整備される計画です。
この先写真②付近までの区間では、現道両脇の農地の営農がされていませんでした。ただ防草シートなどは一部を除きされておらず、取得された用地か不明です。
この先河岸段丘を上っていきます。
東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は5%で、1年前と比べて1ポイント増加しました。
写真②から北側の区間は、公園や学校、都営住宅が道路予定地となっている箇所が多いです。
取得された用地はあまり見られませんでした。
公共用地となっている箇所が多いので、事業が進むときは一気に進むかもしれませんね。
深大寺レジデンスという大型マンションの空地部分が道路予定地の一部となっていますが、いまのところ変化はありません。
事業区間北側の上ノ原小入口交差点です。
この付近も特段の変化がありません。
撮影日:2021年12月3日(0000) 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
調査報告ありがとうございます.
よく通る道ですが,はやく完成するのを期待しています,
写真⑤の部分が一方通行のままなので,多くの車が迂回していますが,
2車線に拡幅されたので,そろそろ解除してもらいたいものです.
なぜなんでしょうねぇ.
写真⑤の部分ですが、どういう理由で一方通行にしているのかは謎ですが、仮に通過交通を増やしたくない理由だとしても、迂回して通れたり、迂回するために鋭角に曲がったりとかえって危険な状態にしているような感じは否めません。
この部分ですが、計画上の幅も現在と大きく変わらず、相互通行で右折レーンを設置できるだけの幅があるのか疑問です。
かつて子どもが通学路にしていました。
右折車が多いわけでもなく(ここで右折しても国道20号に戻るだけなので)、わざわざ右折レーンを設ける意味がないことから、おそらくわざと進入不可にしているものと思われます。
鋭角に曲がる進入車は布田方面への抜け道にしているのか、登校時間帯にバイクと地元の交通安全の方が⑤の場所で言い合いをしているのをよく見かけました。
学校が多いこともあり、道の両側が完全に歩車分離されるまでは進入禁止は仕方ないかなと思います。
警察は現状の交通規制をなかなか変えたがらないんですよね。かつ警察の最大の目的は事故を起こさせないことなので(渋滞解消や利便性向上はその次)、道が広がっていない現状で通過交通を増やしたくなかったんでしょうね。
それでは鋭角の東西道路も一方通行にすればいいのでは……と思いますが、相互通行を一方通行にするには住民の全員の同意が必要であったりとかなりハードルが高いので、それはできなかったというところでしょうか。
トラブルもあるのですね。
ただ通学時間帯は自転車歩行者専用道路になりますし、バイクが完全に悪い気がしますね。