調布3・4・18号狛江銀座吉祥寺線(Ⅱ期) 進捗状況2021.12

調布市で事業が行われている調布3・4・18号狛江銀座吉祥寺線(Ⅱ期)の進捗状況を見てきました。

2016年より事業が行われているものです。訳2年半ぶりの訪問となりましたが、あまり変化がありませんでした。

事業概要

調布3・4・18号狛江銀座吉祥寺線狛江市緒方二丁目から調布市深大寺東町四丁目に至る延長約7,080mの都市計画道路です。このうち、上記で示す佐須街道から神代植物公園通りに至る区間で事業を行っています。

事業認可は2016年12月27日で、施行者は東京都です。事業延長は約740m、幅員は12~16mとなる計画です。多摩地域における南北方向の道路ネットワークが強化されるとともに、東京外かく環状道路へのアクセス強化が図られる路線として位置づけられています。

この区間には原山通りとして親しまれている調布市道があり、実質的にこの道路を拡幅するような形になります。なお、2019年2月15日付で都道119号北浦上石原線119に編入されました。

基本データ

施行者東京都
延長約740m
幅員12~16m
事業施行期間2016年12月27日~2030年3月31日
2023年2月24日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
未発注
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません。
2023年度道路予備修正設計(5北南-調布3・4・18) 株式会社日本インシーク
2023年度構造物詳細設計(5北南-調布3・4・18) 株式会社日本インシーク
2023年度橋梁詳細設計及び電線共同溝予備設計(5北南―調布3・4・18) 株式会社日本インシーク
この表の注意事項
データ収集期間:工事2023年度~、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月4日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①佐須街道と交差する交差点(地図)

セブンイレブン調布柴崎1丁目店のある交差点から北側が事業区間になります。

交差点北東角(写真右正面)の用地が取得されていますが、厳密にはⅠ期による取得範囲かもしれません。

この先は原山通りを概ね拡幅する形で整備される計画です。

この先写真②付近までの区間では、現道両脇の農地の営農がされていませんでした。ただ防草シートなどは一部を除きされておらず、取得された用地か不明です。

②上ノ原公園下バス停付近(地図)

この先河岸段丘を上っていきます。

東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は5%で、1年前と比べて1ポイント増加しました。

写真②から北側の区間は、公園や学校、都営住宅が道路予定地となっている箇所が多いです。

③上ノ原小学校前(地図)

取得された用地はあまり見られませんでした。

公共用地となっている箇所が多いので、事業が進むときは一気に進むかもしれませんね。

④深大寺レジデンス前(地図)

深大寺レジデンスという大型マンションの空地部分が道路予定地の一部となっていますが、いまのところ変化はありません。

⑤事業区間の北側(上ノ原小入口交差点)(地図)

事業区間北側の上ノ原小入口交差点です。

この付近も特段の変化がありません。

撮影日:2021年12月3日(0000) 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. sho より:

    調査報告ありがとうございます.

    よく通る道ですが,はやく完成するのを期待しています,

    写真⑤の部分が一方通行のままなので,多くの車が迂回していますが,
    2車線に拡幅されたので,そろそろ解除してもらいたいものです.
    なぜなんでしょうねぇ.

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      写真⑤の部分ですが、どういう理由で一方通行にしているのかは謎ですが、仮に通過交通を増やしたくない理由だとしても、迂回して通れたり、迂回するために鋭角に曲がったりとかえって危険な状態にしているような感じは否めません。
      この部分ですが、計画上の幅も現在と大きく変わらず、相互通行で右折レーンを設置できるだけの幅があるのか疑問です。

      • よんひ より:

        かつて子どもが通学路にしていました。
        右折車が多いわけでもなく(ここで右折しても国道20号に戻るだけなので)、わざわざ右折レーンを設ける意味がないことから、おそらくわざと進入不可にしているものと思われます。
        鋭角に曲がる進入車は布田方面への抜け道にしているのか、登校時間帯にバイクと地元の交通安全の方が⑤の場所で言い合いをしているのをよく見かけました。
        学校が多いこともあり、道の両側が完全に歩車分離されるまでは進入禁止は仕方ないかなと思います。

        • 管理人 yunomi-chawan より:

          警察は現状の交通規制をなかなか変えたがらないんですよね。かつ警察の最大の目的は事故を起こさせないことなので(渋滞解消や利便性向上はその次)、道が広がっていない現状で通過交通を増やしたくなかったんでしょうね。

          それでは鋭角の東西道路も一方通行にすればいいのでは……と思いますが、相互通行を一方通行にするには住民の全員の同意が必要であったりとかなりハードルが高いので、それはできなかったというところでしょうか。

          トラブルもあるのですね。
          ただ通学時間帯は自転車歩行者専用道路になりますし、バイクが完全に悪い気がしますね。

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