狛江市で事業が行われている調布3・4・16号和泉多摩川藤塚線(電中研前)の進捗状況を見てきました。
そろそろ完成しているかなと思いましたが、まだまだかかるようです。
事業概要
調布3・4・16号和泉多摩川藤塚線は狛江市東和泉四丁目から狛江市和泉本町四丁目に至る延長約5,080mの都市計画道路です。このうち、上記図で示した区間では、2014年に事業認可を得て道路を広げる事業を行っています。
施行者は狛江市、都市計画道路事業の事業認可は2014年10月27日です。
この部分には一中通りと呼ばれる道路があり、この道路を幅員16mに広げるものとなります。
施行者 | 狛江市 |
延長 | 約330m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2014年10月27日~2027年3月31日 |
2021年3月17日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間北側の電力研究所西信号付近から見た様子です。
電力中央研究所側の街渠等の整備は完了しています。(2020年訪問時にも完成済)
電力中央研究所と反対側の歩道部分も若干の整備がされ、車道は中央寄りに移設されていますが、両側に単管バリケードが設置され、幅員は狭められている状況です。
2022年頃まで、岩戸北二丁目交差点以南は黄色の中央線により「追越しのための右部分はみ出し禁止」規制がされていましたが、白色の中央線に書き直され規制も解除されています。
現在この区間では、狛江市環境部下水道課が施行する下水道工事が行われています。
工事件名は「狛江市公共下水道都市計画道路3・4・16号線管渠埋設工事」で、2023年5月31日までの予定で株式会社高橋組興業が施工しています。
この日は休日ということも会って工事は行っていませんでしたが、新しそうな人孔蓋がいくつか見られました。
電中研反対側の街渠等の整備は行われていませんが、部分的に開粒度舗装になっていました。
小田急線側道交差部分に2021年に信号機が新設されました。
夜間押しボタン式の横断用信号で、側道に対する車両用信号は設置されていません。
小田急線の高架を抜けた場所から世田谷通りにむけて、別途道路を新設する事業が行われています。
現地に新しく掲示されていた看板によると、2023年度は電線共同溝工事を、2024年度~2025年度にかけて占用企業者による工事を、2026年度に街築工事を行い完成というスケジュールのようです。
撮影日:2023年5月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
ここ一の橋通りからの出口が一通と逆行してるので橋下の自転車置場を削ってラウンドアバウト状にならないものかと思ったんですけどね。新設された信号機は最初邪魔かなと思ったんですが、信号に従えば電研方向からの一時停止義務が無くなったので逆に良かったです。
一の橋通りからの交通を流すために側道の一部が相互通行になっているのが厄介な原因の一つかなと思います。駐輪場付近に側道の転回路を設け、現在相互通行となっている側道の部分を一方通行化することでスリムな交差点にできそうです。