昭島市で事業が行われている昭島3・2・11号国営公園西線の進捗状況を見てきました。東中神駅東側の都道をアンダーパスにより立体交差させる事業です。
前回訪問時(2020年9月)から1年半以上経過しましたが、特に変わりはありませんでした。
事業概要
昭島3・2・11号国営公園西線は昭島市東町二丁目から昭島市中神町字東武蔵野に至る延長約1,660mの都市計画道路です。このうち上記図で示した約390mの区間では道路を拡張し、JR青梅線と立体交差させる事業が行われています。
事業認可は2015年8月28日、施行者は東京都です。区間は昭和中学校交差点から昭和記念公園西交差点で、幅員30~38mに拡張するとともに、JR青梅線とはアンダーパスにより立体交差します。道路は2車線となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約390m |
幅員 | 30~38m |
事業施行期間 | 2015年8月28日~2022年3月31日 |
2020年10月23日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
この先が事業区間になります。
東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は99%で、用地取得はほぼ完了しています。
2021年度には、「事業用地整備工事(3北北-昭島3・2・11)」(施工者:有限会社テンフィート)が行われ、事業用地の一部に防塵舗装や浸透側溝工が行われました。これにより、写真左側の歩道が若干広がっています。
JR青梅線とは、アンダーパスにより立体交差する計画です。
踏切周辺も用地の取得がおおむね完了していますが、立体交差の本体工事には依然着手していません。
今年度の年間発注予定にもないことから、工事着手はしばらく先ですかね。
こちらも特に変化がありません。
撮影日:2022年6月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0140)
コメント
ここも国営公園公園南線中神地区も二年以上ほとんど動きが無いですね
鉄道が絡むと、鉄道直下は鉄道会社に委託し、鉄道会社が工事会社(グループ企業となることがほとんど)に発注となり、委託のための協定を結んだりすると、どうしても時間がかかってしまいがちです。
国営公園南線については、用地取得の段階であり、相手方もあることなのでスムーズにいくこともあれば、そうでないこともあります。