川崎市麻生区及び町田市で建設が行われている予定のリニア中央新幹線[片平/能ヶ谷非常口]に向け、川崎市麻生区側から工事用道路の建設が進められています。
2020年夏ごろから始められた既存市道の改良工事が進すみ、切回しが解消されていました。
現在行われている工事は、西松建設・五洋建設中央新幹線第一首都圏トンネル新設(東百合丘工区)ほか工事共同企業体によって行われています。このJVは非常口の建設も行う予定です。
工期は当初の7月末から延伸され、9月末までとなっていました。
上図の青色二重線によって表示した箇所は、既存の川崎市道を通過しますが、既存市道の幅員は幅6m程度と、大型車が通行するには狭かったため、JR東海による自費工事で拡幅が行われていました。
写真の部分には間知ブロックがありましたが、その裏側に擁壁を設置し、写真右側に拡幅されました。
擁壁設置工事に伴い、工事期間中は既存市道の切回しがされていましたが、擁壁が完成したことに伴い、従来のルートに戻されていました。
現在は舗装工事などが行われている状況です。今月中には終わりそうですかね。
工事前との比較
工事前の2020年7月18日と2021年9月12日を比較します。
スライダーを左右に移動することで比較できます。左側が2020年、右側が2021年です。(AMPによる簡易表示している場合にはスライダーは無効となっています。)
上麻生連光寺線導入部分
市道が写真右側に拡幅されました。右側角にあったオートフォースは立派な建物に建て替わりました。
片平川の北側
民家が移転し、道路が拡張されています。
片平川の南側
奥の間知ブロックが擁壁に変わりました。
擁壁部分
道路が広くなったのがよくわかると思います。
擁壁整備部分西側
角の部分が切り取られ、見通しが良くなりました。道路の優先方向も変更になるのでしょうか?
フロンターレ練習場付近
この先は工事車両専用道路になります。この先はほぼ完成しているように見えます。
これから一気に非常口の整備が進んでいきそうです。
撮影日:2021年9月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
先月行ったとき、2022年1月末まで調査作業となっていましたが先日行ったら2022年2月末に変更されていました
工事用道路の整備は終わっているようです
調査作業は4月末までに変更されていました。
能ヶ谷市民としてはこの産業用道路を少し伸ばして広袴公園の交差点まで伸ばしてくれれば鶴川街道、津久井道の渋滞を回避できるのに、、、
と思いますが、例によって地元民などお構いなしで、そんなことは起きないでしょうね。
生活道路を抜け道として使う現状、本当に危険です。これは都心や平地では見ない現象で、最近越してきてびっくりしています。
JRの工事に関係するところであれば、例えば鶴川第二小学校前の通りにJRが横断抑止柵を設置するなどの安全対策はしています。JRに関係のない道路を作るのはJRの仕事ではないので当然JRはやりません。
生活道路を抜け道に使う現象は平地でも都心でも普通に発生しています。よくないです。