京王線の笹塚駅~仙川駅間で行われている連続立体交差事業の進捗状況を見てきました。今回は下高井戸駅~八幡山駅間の様子です。
下高井戸駅~桜上水駅間
下高井戸駅付近の様子は、以前の記事をご覧ください。
下高井戸駅~桜上水駅間は軌道の南側で用地の取得が進められていますが、これまでのところ大きな工事は始まっていません。未取得用地も残されています。
京王電鉄が公表している高架化情報誌「Keio 高架化 Information No.6」によると、今年度はヤード整備を行う区画があるようです。
桜上水駅付近を施工する第4工区(施工:大林・京王建設共同企業体)は、このような「お知らせ」が掲示されていました。
桜上水駅南側で構築された高架橋は作業が一段落したように見えます。
なお、当初は桜上水駅の高架化にあたり、旅客通路をこの高架を用いて一旦切回す計画でしたが、既存の地下通路を活用して旅客通路を切回す計画に変更したようです。
京王の資料によると、この付近に既存地下通路の出入口が位置するようです。
「既存の」ってことは、桜上水駅が橋上駅舎化する前の通路だと思うんですが、埋めずに残していたんですかね・・・?
桜上水駅の駅舎そのものには現時点では大きな変化はなさそうです。
桜上水駅~上北沢駅間
桜上水駅南側は用地取得が続き、部分的にJVによるヤード整備もされている箇所があります。
上北沢変電所西側でもヤード整備がされています。
今年度はこの部分に仮設通路の整備がされる模様です。
桜上水5号踏切脇の雑居ビルと家屋は解体され、新たに建築物の建設が進められていました。
上北沢駅南側は引き続き用地の取得が続けられています。
上北沢駅~八幡山駅間
上北沢駅南側のうち八王子方では、最後まで残っていた内科などの建物も除去されていました。
今年度はこの付近の区間で、付替道路の整備を行う模様です。
上北沢駅西側ではこのような工事を行っている模様です。
都立松沢病院前付近は引き続き下水本管移設工事が行われています。
工事は終盤になっているようで、今年度は高架構築のための土留め壁構築を行う模様です。
都立松沢病院前では道路が付替えられています。
新たに工事ヤードとなった右側部分に高架が構築される計画です。
撮影日:2024年5月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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