[京王線高架化] 和田堀給水所北側の井ノ頭通り歩道付替え完了 高架も続々建設中

京王線笹塚駅~仙川駅間で事業が行われている連続立体交差事業(高架化)ですが、代田橋駅~明大前駅間では、井ノ頭通り歩道付替えが完了しているほか、高架躯体が続々建設中でした。

井ノ頭通りの付替え

和田堀給水所の北側及び東側では、井ノ頭通りの付替え工事が引き続き行われています。

京王線の高架がもともとの井ノ頭通りの位置に建設されるため、井ノ頭通りを南側に移設するものです。

2019年秋より補償代行工事(給水所の柵等の移設工事)が行われたほか、2021年初旬より道路を移設する工事が行われているところです。

2021年9月14日には車道部分の付替えが完了し、引き続き歩道部分の工事が行われてきました。

代田橋駅側から撮影

従来の歩道は和田堀給水所側(写真左側)にありましたが、2021年9月に切替えが行われ、京王線(写真右側)に沿って仮設の歩道が整備されました。

その後、歩道の整備が行われ、現在の位置に切替えが行われています。切替え日については現地に掲示はなく不明です。

付替えられた井ノ頭通りと京王線との間のスペースは、今後高架を建設する際に使用することになります。

2022年1月3日現在、車道の舗装は表層を残すのみとなっていました。この記事が掲載される頃には舗装は完了しているかもしれません。

(左)2018年2月23日、(右)2022年1月3日(スライドで切替え)

※上記画像はAMPによる簡易表示の際には正しく動作しません。

高架躯体工事

代田橋駅~明大前駅間の代田橋6号踏切脇では、2021年9月頃に本事業初となる高架躯体の一部が立ち上がりました。

大手ネットメディアや京王電鉄公式Twitterでも取り上げられ、一部界隈で注目されました。

2022年1月3日現在、この高架躯体の足場などは取り外されています。

現在は半断面のみ完成していて、今後下り線を高架化した後にもう半断面を施工するものと思われます。

代田橋7号踏切より調布方面(すみません、逆光です)

上記箇所よりやや調布よりでも、続々と高架躯体の建設が進められています。

代田橋7号踏切付近でも、高架の躯体工事が進んでいていて、電車内から見ると鉄筋が組まれている様子がわかりました。

東京都、沿線3区、京王電鉄が2021年4月に発行した『Keio 高架化 Information vol.3』によると、今年度はこのほか明大前駅付近や芦花公園駅付近でも高架躯体の構築を行うとしており、これ以外の場所でも一気に高架が見られるようになるかもしれません。

撮影日:2021年1月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0970)

コメント

  1. 勝浦誉行 より:

    京王線の高架化は大変楽しみな話題です。
    開かずの踏切が消え踏切事故が無くなるのは地域の皆さんに大きなメリットですが,鉄道利用者にとってもメリットがあると期待しています。
    具体的には、全駅ホームドアが設置され且つホーム幅広化によりラッシュアワー混雑時の乗り降りがスムーズになり、運行スピードアップにつながり、朝夕の遅延が大幅に減少し昼間の新宿迄の所要時間と大差ない迄に短縮されるのではないかという点です。この辺りのこと取り上げていただければ幸いです。

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