京王線の連続立体交差事業の用地取得も進み、そろそろ工事が始まるかもしれないということで、2月に沿線を歩いて記録してきました。
少しずつ記事にしていこうと思います。
ちなみに、4月16日に環境影響評価条例に基づく着工の届け出があったと公告されました。
仙川駅自体は連続立体交差事業の事業範囲ではなく、駅の東側付近からが事業範囲となります。
仙川駅は切通しにプラットホームがあり、線路を蓋をするように駅舎があります。構造的に面白い駅です。
利用者は多いのですが、隣に緩急接続が可能なつつじヶ丘駅や、利用客の多い千歳烏山駅があるせいか、急行以上は停車しません。
ホームは2つありますが、配置が面白い駅です。
下り線の線路はカーブになっているので、通過電車に乗っているときは遠心力で体が揺れます。帰宅ラッシュとかでは気を付けてます。
写っている電車の手前辺りから連続立体交差事業の事業区間です。
仙川駅から東側には、切通しを跨ぐ橋がいくつかあります。その一番新宿側にあるのが「給田一三橋」です。
新宿方面に向かう準特急電車の中間あたりから高架になる計画です。仙川の手前です。
写真の左側が新宿方面です。
この橋の八王子側から高架になる計画です。おそらくこの橋梁も架け替えられるものと思われます。
この付近の高架は現在の営業線の直上ではなく、南側(右側)付近にできる計画のようです。
線路の北側(現在の営業線付近?)には都市高速鉄道第10号線付属街路第3号線(付属街路)が計画されています。
写真に写るようなもともとある道路はどうなるのか気になるところです。
除去される予定の一番八王子側の踏切です。
千歳烏山6号踏切~千歳烏山4号踏切のあいだには烏山変電所があります。
この変電所も一部が付属街路用地に重なっているようです。
この部分だけ谷のように標高が低くなっていて、トンネルのようになっていました。
5号踏切は欠番です。
比較的交通量の多い道路でした。
用地取得は線路の南側を中心に行われています。この辺はあまりうまく撮れる場所がなかったのと、あまり用地取得も進んでいません。
この付近で都市計画道路補助第217号線と交差する予定です。
補助第217号線は第4次事業化計画の優先整備路線に選定されています。
この付近の線路南側では用地取得されていますね。
この付近から付属街路の名称が都市高速鉄道第10号線付属街路第4号線に変わります。
佼成学園女子高の北側にある人道踏切です。
千歳烏山駅に前の電車が止まっていると、その後ろの電車が信号の限り前に詰めると、後方の車両がこの踏切の半分に掛かります。
ラッシュ時間帯は大分長い間閉まっているようで、千歳烏山駅の立体交差通路に迂回するよう看板があります。距離が長い。
千歳烏山駅の西側にある踏切で、1号踏切は欠番です。
踏切の幅員はあるのですが、車止めがあって自動車などの通行が禁止されています。
この踏切の南側も用地取得されています。
千歳烏山2号踏切の南側の用地取得箇所では下水道管の新設工事が行われていました。
この箇所は都市高速鉄道第10号線付属街路第14号線が計画されていますが、この工事は関連するものかもしれません。
現在の千歳烏山駅は2面2線の駅です。京王線の世田谷区内の代表駅です。これまでも乗降客数の多い駅でしたが、最近になって準特急電車が停まるようになりました。
個人的には通過して欲しいが…
高架化したら2面4線の退避可能な大きな駅に変わるようで、駅舎部分は写真右側に若干移動するようです。
ビフォーアフター写真を撮ることを見越して、もう少し右側に向けて撮影すべきだったかもしれません。
撮影日:2018年2月23日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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