3月20日にJR上野駅の公園口が移設されたので見て来ました。
上野駅の公園口付近では、東京都、台東区、JR東日本により改良工事が続けられてきました。
公園来園者の安全な歩行者動線の確保を目的として、公園口改札を上野恩賜公園への導線上に移設し、駅前の道路を南北で分断する事業です。
道路の分断に伴い双方はロータリー化し、北向きの一方通行だった道路を相互通行に変更されています。
なじみのある方も多いと思いますが、かつての公園口は改札を出てすぐ横断歩道があり、上野恩賜公園へは東京文化会館の前を通っていくような形でした。
駅前の広場と、広場から北側の道路については東京都が工事を行ってきました。
左側に黒色の駅舎が建設され改札口が設置されました。
2017年当時は駅舎工事中で、駅前の道路も迂回していました。
南側のロータリーは現在は暫定整備にとどまっていますが、小さめの転回だけできるスペースとなっていました。
南北が分断されたことを知らずに来て戸惑っている車が多数いました。
北側のロータリーは南側より大きく、バスの乗降場もあります。
駅舎の2階には展望スペースなどが設けられているそうです。※2020年4月21日供用開始予定
舗装などは仮だと思います。
改札機は7通路から10通路に増えました。
改札を出ると正面に公園への大通り。かなりいい改良に思えました。
関係ありませんが、上野と言えば、東京国立博物館の前を通り谷中方面へ抜ける都市計画道路「補助第92号線」と外2路線の廃止の手続きが現在行われています。2月19日に都市計画の案が公告され、まもなく廃止の見込みです。
撮影日:2020年3月23日 記載内容は執筆時または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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