富山駅前にいわゆる「フラット型」信号機がありました。
この薄さ。
6センチ程度だとか。
昨年はノーベル物理学賞に日本人3人が受賞し、話題となりましたが、全国的にもLED信号機の設置が盛んですよね。初めて設置されたのは20年前の徳島県だそうです。
いまでは全国での車両用LED信号機の普及率は約40%(平成24年)。都内では70%を越えます。ただデータがちょっと古いので、いまではもっと高いでしょうね。
視認性も光の強さもOKですね。
この信号機は小糸製作所から開発されたようです。
LED信号機が普及し、雪国でも設置が進んだようですが、省エネの裏では発熱量が少なく、付着した雪が融けないという事態が発生。これを克服するためのこの薄さなんだとか。また設置の角度が普通の信号機よりも角度がついていて、これもミソらしい。
これは白馬や糸魚川市でもみかけましたが、じっくり見るのは富山駅前が初めてでした。
撮影日:2014年12月31日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
この手の信号機、札幌駅南口にもあります。北海道は雪が結構降ることもあり、電球が熱を発しないLED信号機は、今現在でもあまり普及していない様に思います。
これを見かけたのは、一般的なLED信号機に取り替えられる前ですから、多分、この記事の頃ではないかと思います。設置の方法も、この写真の様に斜めになっています。
この札幌駅、2030年度末の北海道新幹線の延伸開業を目指して駅舎(ホーム)の工事が本格化し、周辺ではあちこちで再開発が行われています。新幹線が開業する頃には、札幌駅からすすきのかけての範囲の光景は大きく変わることでしょう。