立川駅の「奥多摩そば」看板掛け替え「清流そば」に

立川駅のホームに存在する立ち食いそば店の看板が取り換えられていました。

中央線上りホーム 3・4番線

立川駅の各ホームにある立ち食いそば店は「奥多摩そば」として親しまれてきましたが、去年11月ごろから「清流そば」に屋号が帰られています。清流そばというのはJR系の会社「NRE」が展開する屋号です。
3月1日現在、中央線上りホーム(3・4番線)と中央線下りホーム(5・6番線)が切り替わっていました。

中央線下りホーム(5・6番線)

立川駅の立ち食いそばは古くから「中村亭」という企業が運営していました。
1900年ごろから立川駅前、現在の北口で茶屋を始めたのがきっかけで、1901年ごろに駅構内での販売許可を得て弁当の立ち売りなどをしていたそうです。そば店をいつごろから始めているのかは定かではありません。
1999年にはNREとの出資でエヌアールイー中村亭を設立。そして2014年4月にNREに合併し、中村亭は姿を消しました
このことは以前の記事で詳しく書きましたので下記をご覧ください。

立川駅の駅そば「奥多摩そば」中村亭
立川市の図書館にあった『立川の建物疎開の記録』という本で、大正時代の手書きの地図に「中村亭」と言う文字が多いことに気が付きました。 この本によると、明治初年、中村平三郎さんが立川に移住してきたとされています。 立川に鉄道が開通したのは明治2...

そして、2015年から2016年にかけて看板の掛け替えということです。
一部サイトなどで、看板の掛け替えをもってエヌアールイー中村亭が消滅したとしているものがあるがそれは誤りね(NREに問い合わせた)。

中村亭がNRE系列になってからは「あじさい化」したと、駅そばファンの中では「不味くなった」意味で批判されていました。この看板の架け替えは蕎麦自体には変化はないと思われますが、伝統の「奥多摩そば」が消滅することへの批判はまたもや見受けられました。

青梅線ホーム 1・2番線

現在のところ、青梅線と南武線ホームは「奥多摩そば」看板のままでした。

南武線ホーム 7・8番線

朗報?なのか。
おでん蕎麦は残ってますよ!!

撮影日:2016年3月1日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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