南山東部土地区画整理事業[2016/2]

約1年ぶりに南山東部土地区画整理事業の様子を見に行ってきました。その様子を掲載します。

南山東部土地区画整理事業の概要については以下をご覧ください。


多摩都市計画事業稲城南山東部土地区画整理事業は稲城駅の南側で行われている土地区画整理事業です。

都市計画施設としては、多摩3・4・12号読売ランド線や、多摩4・4・3号奥畑谷戸公園などが整備されます。

この地域は高度成長期などに山砂の採取が行われ、崖地が存在し危険が生じていました。こうした有効利用が図れない土地の相続の問題や、スプロール化による無秩序な開発の懸念などから、地権者を主体とする土地区画整理事業が行われることになりました。

区画整理組合や宅地を販売する野村不動産では、この区域を「スカイテラス南山」として宣伝しています。

事業名多摩都市計画事業稲城南山東部土地区画整理事業
施行者南山東部土地区画整理組合
組合設立認可2006年4月12日
施行期間2006年4月12日~2025年3月31日
施行地区稲城市大字東長沼字九号並びに字七号、字八号及び字十号の各一部、同市大字百村字十四号及び字十五号の各一部並びに同市大字矢野口字上網、字大久保及び字谷戸の各一部
面積約87.46ha
合算減歩率68.27%
2022年4月11日現在

入れた範囲

稲城市役所HPの図面を加工

2015年4月とほとんど変わりません。

また、供用が開始されている道から見える景色に大きな変化はありませんでしたが、中腹にヤオコーの建物と、頂上に公営の霊園ができていました。

写真等

稲城駅南の突き当たりから、南端の小学校付近まで写真を貼っていきます。
車の助手席から撮影したものは写り込みがあるかもしれません。

稲城駅南の突き当たりのケーキ屋の脇

ケーキ屋が支障となってまだ全面的に出入口は完成していませんが、一般車両も通行が可能です。
去年4月と特段の変化はありません。

バス停予定地

バスベイ予定地。右側は公園の整備をしていました。

現時点での突き当り

正面突き当たりで右に折れます。将来は正面を突き抜けてよみうりランドへ抜けられるようになりますが、まだ工事中です。このあたりも去年4月と特段の変化はありません。

ヤオコー

この角にヤオコーができました。大規模小売店舗法に基づく届け出では5月19日にオープンとなっています。3月19日オープンしました!駐車場は116台可能。
現状、この付近に住宅はまだないので、はじめのうちは大変かもしれませんね。

ヤオコー詳細

整備はすでに完了している感じです。店舗の中にも大きな荷物は入っているようでした。

さっきの角を曲がります。
右側がヤオコーです。

ヤオコー屋上駐車場

ヤオコーはこちらの道路からも進入可能。屋上駐車場です。

ふたたび左へ曲がって小学校へ。

一番奥には稲城・府中メモリアルパークという公営の墓地とホールが完成。訪れる人がいました。(左の塔は別の寺院のもの/区画整理前からあり)

てっぺんから回れ右。
奥の木々もいずれ斬り倒される予定です。

2016年10月25日追記
各社報道などによると、巨人は同区域内に「TOKYO GIANTS TOWN」(仮称)を建設する方針が発表されたようです。2023年の完成を目指すそうです。位置的はイメージ図から想像すると、区域の東側の現在まだ開放されていない箇所と思われます。
施設等の詳細はニュースを参照してください。

撮影日:2016年2月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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