稲城長沼駅の北側で、2019年11月頃より工事が行われていた道路築造工事が終了していました。
稲城長沼駅北側では、2019年11月頃より、稲城長沼駅周辺地区都市計画道路3・4・14号線(その8)築造、区画街路築造第31-6、10-3、20-1号及び汚水排水工事(その17)の工事が行われて来ました。
工事は公益財団法人東京都都市づくり公社多摩東部区画整理事務所が発注して、株式会社創建が施工してきました。
そもそも稲城長沼駅付近では土地区画整理事業が行われており、この工事はそれに関連した工事となります。
稲城稲城長沼駅周辺土地区画整理事業は、南武線の稲城長沼駅周辺で行われている土地区画整理事業(都市計画事業)です。
南武線の連続立体交差事業(完了)と連動して事業化しました。
この事業により、多摩3・4・14号稲城長沼駅前通り線などの都市計画施設が整備されます。
事業名 | 稲城稲城長沼駅周辺土地区画整理事業 |
施行者 | 稲城市 |
都市計画決定 | 1991年9月9日(市告第64号) |
事業計画決定 | 1993年8月5日(市告第30号) |
施行期間 | 1993年8月5日~2031年3月31日 |
面積 | 約10.6ha |
2020年4月4日現在 |
写真等
この部分には稲城長沼駅を南北に突き抜ける、多摩3・4・14号稲城長沼駅前通り線があります。(上図参照)
今回の工事はちょうどこの見えている部分の建設を行いました。これまでは暫定整備という状況でしたが、道路部分は概ね完成形に近づいています。
現在は沿道関係者や歩行者などのみ通行できるようになっています。
駅の北側に予定されている駅前広場については暫定整備にとどまっています。将来的にはさらに広くなる予定です。
工事に伴い、タクシー乗り場が南口に移設されていましたが、工事完了後も3月16日現在戻されていません。
正面が将来的に駅前広場になります。
右の道路は旧川崎街道です。この道路も土地区画整理事業によって無くなる予定で、その先のグルメシティもいずれは立ち退きとなる見込みです。
このあたりも舗装が綺麗になりました。
将来的にはいちょう並木通りまで繋がる予定ですが、完成までには相当な時間がかかるものと思われます。
工事範囲外の様子
今回の工事範囲ではありませんが、高架下はこのようになっています。
南口はあいかわらず暫定広場となっています。一般車両は立入禁止です。
現在はタクシー乗り場のほかに、稲城iバスの乗り場が設置されています。
今年の春のお彼岸時には、稲城長沼駅~稲城駅~稲城府中メモリアルパーク(稲城南山東部地区内)を結ぶ京王バスが運行される予定です。
撮影日:2020年3月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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