保土ヶ谷バイパス16(相模原方面)から東名高速道路E1 横浜町田ICに至るランプの進捗を見てきました。
保土ヶ谷バイパス16を延伸し、246を越える部分『町田立体』(保土ヶ谷バイパスⅡ期)は2016年4月24日に供用開始されています。
この事業区間は上の図の濃い赤色で示した部分で、既に2018年度中に供用開始されることが発表されています。
2019年2月15日追記
3月16日午前2時に開通することが公表されました。
国道16号 3月16日(土)午前2時 保土ヶ谷BP(八王子側)と東名高速が直結!―関東地方整備局
町田立体
中央の道路が「保土ヶ谷バイパス16」町田立体です。2016年4月24日に供用開始されました。
左側の横浜方面車線を見ると、「東名高速」の文字は下道を指しています。まだ立体側にランプが完成していないためです。
右側の相模原方面車線は信号機による合流制御が行われています。
このあたり「大和バイパス」という名称があるようで地図にも書いてありますが、現地でほとんど案内されていないので浸透度はよくわかりません。
東名入口交差点では246と交差します。
この付近の246は1989年に鶴間高架橋とともに新道が開通しました。旧道は現在、市道に降格しています。
町田立体はその鶴間高架橋をさらに飛び越える形でダブルオーバーパスしています。
もともと交通量が多く渋滞が多かったイメージのこの付近ですが、非常にスムーズに流れていました。交通量が多いのはかわりないので、歩行者はちょっと怖いです。
立体を越える立体…ということで迫力がありますね。
橋の高さは20mを超えるそうですから、6階建ての建物と同じくらいの高さでしょうか。
本当は道路の上から撮影できればいいのですが、通る機会がなさそうです。
立体→東名ランプ
高架の立体から分岐し、東名E1方向に伸びていきます。
既に橋梁、橋桁の施工は完了しているように見えました。
右側。ランプの舗装などはまだ行われていないようです。
比較的急カーブが多い横浜町田ICですが、ここもそれなりのカーブなので気を付けた方がよさそうです。
大きな料金所です。左側の赤白の置物の場所に合流することになります。
東名→立体ランプ
このランプは渦巻き部分から外側に分岐し、立体方面に合流する形です。
写真は右奥が渦巻き部分、左側が立体方面です。この付近だけがまだ繋がっていないようで、鋭意工事中という状態でした。
徐々に高度を上げて町田立体に合流していきます。
その他
上の地図では見やすくするために立体部と平面部を重ねて書いていませんが、実際にはこのように重なっています。
歩道などはまだ荒れた状態です。おそらく整備されるのでしょう。
長いこと工事をしていた印象ですが、いよいよ完成となります。南町田駅周辺の再整備もなされ、この付近随分と変わりました。
国土交通省関東地方整備局が発注する一部工事では、このような銘板が設置されています。
特徴としては、東京都の銘板などと比べると大きく記載内容も豊富で、管理技術者氏名なども書かれています。
これは「技術者の担い手確保」などを目的にしているもので、関東地方整備局では2018年6月1日以降発注する工事で記載内容を拡大することが発表されています。
余談ですが、東京都が発注する工事も今年度は「週休2日制試行工事」としたり、一部で「建設業に魅力発進モデル工事」として現場見学会を行ったり、土木工事環境も変わりつつあるようです。
平成30年度 川崎国道事務所の事業概要
月間かわこく現場レポート-川崎国道事務所
町田立体の本線部が 4月24日(日) 午前6時 に開通します
国道16号保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期) 町田立体ランプ部の開通時期について
工事関係技術者の名前を刻んだ銘板を拡大します ~技術者の誇りを示す銘板の設置により、将来の担い手確保につなげます~
撮影日:2018年6月17日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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