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昭島3・4・1号昭島中央線 進捗状況2017冬

昭島市で行われている昭島3・4・1号昭島中央線の進捗状況を見てきました。見に行ったのは2017年12月28日。

2020年3月15日追記
この道路のうち、2期区間にあたる昭和通り~諏訪松中通り間が3月30日14時に交通開放されます。

事業概要

昭島3・4・1号昭島中央線昭島市東町三丁目から昭島市緑町五丁目に至る延長4,980mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で事業が行われています。

事業延長は約1,010mで、幅員は16mです。JR八高線とは立体交差し、その部分の幅員は約34mです。施行者は昭島市です。

事業区間は昭和通りを境に1期区間2期区間に分けられます。

1期区間大師通りから市道昭島21号昭和通りに至る全長約724mで、1994年9月7日に事業認可されました。このうち、栗の沢北交差点市役所北交差点約263mについては1997年4月に供用が開始されています。

2期区間市道昭島21号昭和通りから都道162号諏訪松中通りに至る全長約550mで、2007年5月25日に事業認可(東京都告示第307号)されました。その後整備が進み、2020年3月30日14時に交通開放されました。既に事業は完了しています。

基本データ

施行者 昭島市
延長 1期区間 約724m
2期区間 約550m
幅員 16m(代表)
事業施行区間 1期区間 1994年9月7日~2031年3月31日
2期区間 2007年5月25日~2020年3月31日
交通開放 栗の沢北交差点~市役所北交差点間 1997年4月
昭和通り~諏訪松中通り間 2020年3月30日14時
2022年6月30日現在

用地取得率の推移

1期区間

2期区間

※データ出典は各点にカーソルに合わせた際に表示します。
※取得できたデータのみ表示しています。
※市議会答弁は日付の言及があるものはその日付、ないものは発言の日時点

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度 都市計画道路3・4・1号道路整備工事 株式会社昭島道路
2019年度 都市計画道路3・4・1号電線共同溝整備工事 株式会社カトービルドシステム
2020年度 都市計画道路3・4・1号車道整備工事  株式会社飯和建設
2021年度 都市計画道路3・4・1号道路整備工事 株式会社カトービルドシステム
2022年度 都市計画道路3・4・1号電線共同溝整備工事 株式会社カトービルドシステム
2022年度 昭島都市計画道路3・4・1号立体交差部整備工事委託契約
(業務をJRに委託し、JRが別途工事発注=東鉄工業株式会社が受注)
JR東日本八王子支社
委託
発注年度 委託名称 受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度 都市計画道路3・4・1号昭島中央線(第1期)整備事業に関する事業再評価業務委託 株式会社ケー・シー・エス 東京支社
2020年度 都市計画道路3・4・1号昭島中央線(第2期)整備事業に関する事後評価業務委託  株式会社ケー・シー・エス 東京支社
2022年度 都市計画道路3・4・1号詳細設計委託 株式会社復建エンジニヤリング 本社
2023年度 都市計画道路3・4・1号昭島中央線整備事業に関する整備効果検証業務委託 社会システム株式会社
この表の注意事項
データ収集期間:工事2019年度~、委託2019年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月15日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

既に完成している区間

既に完成した区間は幅員16m、そのうち両脇に3.5mの歩道と標準的な構造です。この区間の道路では電線の地中化などは図られていません。

開通時期が昭島市役所の移転の時期と重なるように、この昭島3・4・1号昭島中央線は都市計画マスタープランで市役所へアクセスする都市連絡軸として位置付けられています。

事業中の西端

現在事業中区間の西端となる市役所北交差点です。この先ほぼ直線的に諏訪松中通りまで繋がることになります。この交差点を写真右に行くとすぐに昭島市役所に到着します。

用地が取得された土地

市役所北交差点から東向きに撮影したものです。この先でJR八高線と交差します。

用地の取得は大分進んでいました。この場所には「止まれ」の標示などがありますが、工事用の道路で、バリケードがあって一般者は立ち入ることができません。

廃止が計画されている梨木踏切

昭島3・4・1号線JR八高線との交差は、昭島3・4・1号がアンダーパスの立体交差で建設される予定です。

その交差部分には古くからある梨木踏切があり、新道の開通によって踏切は廃止される計画となっています。しかし、踏切道だった道路からアンダーパスへ迂回の必要があることから、住民などによって踏切反対の意見が出されています。踏切にはその看板も掲示されていました。

こういう場合、踏切道は廃止されるのが一般的でありどうなるのか気になるところですね。

梨木踏切の東側から西を見る

左側に見えているのが梨木踏切です。現在、アンダーパスの工事は行われていません。2017年(平成29年)の説明会資料によると、交差部工事は2019年度(平成31年度)からの6か年を予定しているとのことです。

この先、東側で昭和通りと交差して1期区間が終了します。

2期区間

2期区間の西端である昭和通りから撮影したものです。

道路埋設物などの工事が進んで、現在は車道が仮舗装になっている状態です。2期区間は1期区間よりも後に事業認可されましたが、進捗としては1期よりも早く、交通開放も先に行われる予定です。

道路構造

車道部分は仮舗装です。

縁石部は車道側にコンクリートがはみ出さないタイプを使用するのでしょうか、これ自転車にはとてもやさしいんですよね。もっと広まればいいのに。

歩道もまだ舗装がされていません。車道と歩道の間には植栽や防護柵等が設置されるようです。現在、地中埋設物の操作盤が設置されています。

諏訪松中通りから

事業区間東端の諏訪松中通りから東を見ています。2期区間はこのくらいの整備状況が続いていました。

諏訪松中通り

道路は諏訪松中通りのマツモトキヨシやジロー珈琲部分に接続します。2期区間のみの暫定開通時は信号は設置されないようです。

撮影日:2017年12月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 昭島市民です より:

    はじめまして。前からたまに拝見しております。新しい道路の話はちょっとワクワクしますね。昭島中央線ですが1月末から3月までの予定で昭和通りから西へ50mぐらい工事しています。予算の関係かなかなか工事進まないものですね。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      ありがとうございます。

      入札情報を確認したところ、12月に開札された「都市計画道路3・4・1号車道整備工事」のようですね。
      工事内容は詳しくわかりませんが、金額的にそれほど大きな工事ではなさそうですので、1本西側の道路まで延伸する程度でしょうか。

      最近はどこの自治体も財政的事情からなかなか道路を整備できていないようで、特に鉄道と立体交差となると何年もかかってしまいますね。

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