西東京市で事業が行われている西東京3・4・9号保谷東村山線(Ⅱ期)の進捗状況を見てきました。
東京大学生態調和農学機構から東側へ伏見通りまで道路を新設する事業です。
事業概要
西東京3・4・9号保谷東村山線は西東京市中町四丁目から西東京市西原町四丁目に至る延長約3,400mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間ではⅡ期区間として道路を新設する事業が行われています。
施行者は東京都で、都市計画法の事業認可は2015年1月26日です。事業延長は約1,210mで、幅員16mで2車線の道路となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,210m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2015年1月26日~2028年3月31日 |
2021年4月5日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
ここから東側が事業区間です。
右側マンションの駐車場部分が用地取得されたように見えました。
左側の道路予定地外に新しく駐車場が整備されています。詳細は不明ですが、代替のような気がします。
取得された用地が広がっています。
東京都のサイトによると、2023年4月1日時点の用地取得率は65%とのことです。
ここのところ毎年32→48→57→65%と順調に増加しており、予算もそれなりに付けられているのではないかと思われます。
現在のところ建設局の工事は発注されていませんが、設計業務が発注されています。
用地取得がまとまったところから、そろそろ工事を進めていっても良さそうです。
西東京市内では、伏見通りから西側に東西方向に計4本の都市計画道路が事業中ですが、この路線が一番進捗率がいいように感じます。
この先で道路予定地に墓地がかかっており、いまのところ取得されたようには見えませんでした。どこかみたいにならなければいいですが。
都営保谷本町六丁目アパートでは、駐車場の移設工事が東京都住宅供給公社の発注で行われていました。
駐車場と公園の一部が道路予定地に被っており、その対応と見られます。
伏見通り(調布保谷線)からも徐々に見通せるようになってきました。
撮影日:2024年2月14日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
どこかのお墓についてですが、BS-TBSの番組を見て、まだまだ解決には程遠いだろうなと思いました。
ところで西東京市は隣地が生産緑地地区になっているようですが、転用は難しいのでしょうか?
(実家そばの補助52号線若林にあった数基のお墓はいつの間にか無くなっていたので少し安心しました。)
隣接地を墓地にするかどうかについては、それぞれの地権者が「OK」といえば実現すると思います。ただ生産緑地だと税制上の優遇があったりするので、少しハードルが上がります。
回答ありがとうございます。
税制も絡むのですね。土地は相続も関係してくるので簡単ではないかもしれませんね。
いつも楽しく拝見しています。
6の写真のところで街路築造工事に伴う搬入路設置工事をしています。
基層まで作って完成形に近いところまでやっちゃうのでしょうか?