あきる野市で事業が行われている都道165号伊奈福生線(永田橋通り)の拡幅の進捗状況を見てきました。
永田橋~氷沢橋間で行われているもので、公民館通り以西を街路事業(秋多3・4・6号福生狩宿線(第4工区))として、公民館通り以東を道路事業(都道伊奈福生線(草花地区))として拡幅を行っています。
秋多3・4・6号福生狩宿線(第4工区)
秋多3・4・6号福生狩宿線(第4工区)はあきる野市草花字折立下夕平からあきる野市瀬戸岡字上賀多に至る延長約5770mの都市計画道路です。このうち、上記で示したあきる野市草花地内の区間では、街路を整備する事業が行われています。
施工者は東京都で、1999年6月22日に事業認可を得て都市計画法の事業を行っています。延長は約410m、計画幅員は22mで2車線の道路となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約410m(事業概要に基づく) |
幅員 | 22m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 1999年6月22日~2028年3月31日 |
2024年3月14日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
この先が事業区間です。この後ろ側、圏央道日の出IC方面は4車線で整備済みです。ここから先福生方面は2車線での整備となります。
東京都のサイトによると、2022年4月1日現在の用地取得率は93%で、ここ数年は変化がありません。おそらく、この右側約70mの用地を残すのみとなっています。
この区間の北側歩道については完成しています。
線形確保のためか、車道部は置きガードレールによって狭められている状況です。
東側半分程度については完成しており、無電柱化も完了しています。
都道伊奈福生線(草花地区)
東京都道165号伊奈福生線は、あきる野市伊奈から福生市福生に至る一般都道です。このうち、永田橋以西の草花地区では、現道を拡幅する道路整備事業が行われています。
この区間はやや高低差のある区間で、勾配区間は両側の擁壁が迫り、両側に歩道があるものの幅が非常に狭い区間となっていました。
施行者 | 東京都 |
都道名称 | 都道伊奈福生線 |
延長 | 約450m |
幅員 | 22m(都市計画幅員) |
道路区域編入 | 2011年3月3日 |
2023年3月31日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
両側で用地の取得が進んでいます。この先の写真⑤付近までは、用地の取得が概ね完了しているように見えました。
この区間は特段の工事は行われているようには見えませんが、取得用地を歩道として暫定開放するなど、歩行者通路の拡幅は図られています。
東京都のサイトによると、2022年4月1日現在の用地取得率は74%とのことです。
既に一部取付道路の切替えが行われています。また、2018年度ごろから順次南側(写真右側)の擁壁工事などが行われています。
上を通っていた市道の橋(陸橋)は、工事に伴って付け替えられれる予定で、現在は仮設の桁が掛けられています。
永田橋付近は用地の取得が進んでいるのかよくわかりません。
産業廃棄物の中間処理施設があり、濁水が道路に流れ出したり、路面が砂ぼこりっぽい場所でもあります。
事業区間の東端です。
10mほどありそうな玉石積み擁壁なんかもあって、危なそうな場所です。
この後ろ側の永田橋は10年ほど前に架替えられていますが、一部に未取得地が残っています。
撮影日:2023年3月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0690)
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