2014年に前のブログでも紹介した坂浜平尾線の様子を見てきました。
当時の記事はこちら(別窓)
事業概要
事業概要は下記をご覧ください。
この事業は完了しています。
多摩3・4・17号坂浜平尾線は稲城市の若葉台入口交差点から麻生区境に至る都市計画道路です。
このうち、若葉台入口交差点から上平尾交差点までの区間で事業が行われています(いました)。
上記の図に示すように、東京都、稲城小田良土地区画整理事業、稲城上平尾土地区画整理事業により施行されています(いました)。
東京都施行区間について
東京都施行区間は2012年11月に事業認可を得て事業を進めて来ました。2015年10月には用地買収を完了し、その後工事が進められ、2019年11月27日に暫定交通開放されました。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約420m |
幅員 | 17m |
事業期間 | 2012年11月12日~2022年3月31日 |
暫定交通開放 | 2019年11月27日10時 |
2020年4月25日現在 |
稲城小田良土地区画整理組合施行区間については下記をご覧ください。
タグ:稲城小田良土地区画整理事業
稲城上平尾土地区画整理組合施行区間については、2019年11月27日に交通開放されました。
稲城上平尾土地区画整理組合施行区間については下記をご覧ください。
タグ:稲城上平尾土地区画整理事業
稲城上平尾土地区画整理組合施行区間については、2016年5月30日に交通開放されました。
この枠内の情報は随時更新されます。記事中の内容と枠内の内容に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
そもそもこの道路の計画は1969年(昭和44年)1月29日の建設省告示で出たもので、実に半世紀たってようやく全線完成しに近づいてきています。(これまでのあいだに計画線形変更などは行われている。)
この坂浜平尾地区は多摩ニュータウンの1地区として計画されていましたが、諸般の事情で東京都がのちの区画整理を断念したこともあってこの道の着手も遅れていました。(坂浜平尾地区についてはこちら)
のちに都が計画していた区画整理地内で地主等による組合施行の土地区画整理事業が具体化し、残る道路区間も東京都施行で事業化しました。
この記事を書いた時点で、用地の取得は完了しているようです(都議会録より)。
また、東京都整備区間は平成25年1月29日に、区画整理組合整備区間は平成27年12月2日に都道19号町田調布線に編入されています。
2015年(平成27年)11月より若葉台入口側で着工しました。工事名は坂浜橋(仮称)下部工事でした。
若葉台入口交差点から京王相模原線付近までは、三沢川や田圃による谷になっているため橋で越えるみたいです。名前はまだ正式に決まってないようですが、仮称は坂浜橋です。
工事内容は看板に書いてあるように、場内整備と工事用の仮橋整備、若葉台入口交差点、側の橋台整備ということでした。まだ橋らしくなるには時間がかかる感じです。
日曜日なので休工中でした。
道路はこの先に若干見える京王相模原線の橋梁を潜ることになります。
ズームするとこんな感じで、見える田圃に木で杭が打ってあります。都市部だとコンクリートで固めて金属製の柵が立てられることがおおいですが、そうではないみたいですね。
京王線の奥には稲城ふれあいの森への通路があり小さな橋もあったのですが、稲城ふれあいの森への通路を別の場所へ付け替えて使用が停止されています。
現在若葉台から上平尾に通じる道が少なく、1.5車線の学園通りを通り抜ける車が多くいます。
坂浜平尾線は、写真の先のショベルカーが止まっている辺りを左右に横切る予定です。
この辺りを坂浜平尾線が左右に横切ります。右側が上平尾方面になります。 このあたりは左右ともに土地区画整理地内で、東京都整備区間ではありません。東京都が整備区間は左側へ数百メートル行ったところです。
なお、上平尾方面は、上平尾土地区画整理事業の整備が進んでいるため、学園通りより上平尾方面は先行して開通が計画されているようです。
この付近にショッピングができる施設を誘致してるとか。
数百メートルは小田良土地区画整理事業の範囲内です。東京都整備区間は写真の奥ですが、地形的に写りませんでした。
全線開通は2年後くらいで、新百合ヶ丘から多摩、府中などへのアクセス向上が期待できますね!
撮影日:2016年3月 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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