横浜市で事業が行われている横浜国際港都建設計画道路３・３・２４号宮内新横浜線（新吉田高田地区・新吉田地区）の進捗状況を見てきました。
横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅付近～新吉田地区に向けて事業を行っているものです。
12月22日14時に暫定2車線で交通開放されます。
事業概要
横浜国際港都建設計画道路3・3・24号宮内新横浜線は横浜市港北区下田町六丁目から横浜市港北区新横浜二丁目に至る延長6,510mの都市計画道路です。このうち上記図で示した区間では「新吉田高田地区」「新吉田地区」としてそれぞれ事業が行われていました。いずれも施行者は横浜市です。
新吉田高田地区は2000年より事業を開始しています。事業延長は約960mで、幅員は22mの4車線となりました。
新吉田地区は1998年より事業を開始しています。事業延長は約350ｍで、幅員は22～25mの4車線となりました。
| 新吉田高田地区 | 新吉田地区 | |
| 施行者 | 横浜市 | |
| 延長 | 約960m | 約350m |
| 幅員 | 22m | 22～25ｍ |
| 車線数 | 4 | |
| 事業年度 | 2000年度～2021年度 | 1998年度～2021年度 |
| 2020年12月1日現在 | ||
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
新吉田高田地区
信号で交わる日吉元石川線から先が事業区間となります。
交差点手前の案内標識には直進の地名などがすでに準備されていました。
見ての通り既に道路はほとんど完成しています。信号機なども準備されていて、感知器のような設備も設置されていました。
現在は単管バリケードによって車線が減らされていて、沿道施設への車両と自転車・歩行者のみ通行できるようになっていました。
早渕川を橋梁で越えています。
既に橋梁は完成していて、両側の歩道のみ、歩行者と自転車が通行できるようになっていました。自転車は降りて通行するよう促す看板が取り付けられていました。
③の付近にはこの看板が設置されていました。
工事件名は「都市計画道路宮内新横浜線（新吉田高田地区）街路整備工事（その20）」で、中鉢建設株式会社が施工しているようですが、「休工中」と書かれていました。工事業者なども見られませんでした。
橋は高吉橋と名付けられたようです。
高欄（欄干）が取り付けられていないところがありますが、堤防道路をここに接続する計画のようです。
このように区画線以外はほぼ完成していました。
横断防止柵が取り付けられていませんが、これは設置するんですかね。東京都ならほぼ確実に設置されますが、神奈川県は設置されないことも多いのでよくわかりません。（横浜市役所のサイト掲載資料のイメージCGでもないように見えます）（あと植栽も）
信号機も設置してありました。
この付近も沿道施設への車両と歩行者・自転車のみ通行できます。
南側は区画線も設置されていました。
電線類は地中化されていません。都内道路になれているので不思議な感じがします。
ここだけ見たら明日にでも開通できそうに見えるんですけどね。
酒店の前で新吉田高田地区は終わります。この先は新吉田地区となります。
酒店付近のようす
新吉田地区のこの付近は起伏のある土地となっていたため、擁壁を設置し山を切り開いています。
新吉田高田地区だけ開通させると狭い既存道路への負荷が高まることから、新吉田地区の完成を待っているようです。
11月19日現在すでに道路っぽくなっていました。
第三京浜E83 都筑IC方面に至る市道も付け替えるようです。
酒店方面に付け替えることで、宮内新横浜線からのアクセスも考慮されています。
都筑IC方面には新吉田線という都市計画道路がありますが、現在は整備されていません。
既存道路は歩道もないような道路です。
新吉田地区
はじめに新吉田地区で見つけた看板をまとめておきます。見落としがある可能性があります。
2021年3月31日までの予定で、株式会社カワデンが「都市計画道路宮内新横浜線（新吉田地区）街路整備工事（その5）」を行っているようです。
2021年3月12日までの予定で、中鉢建設株式会社が「地震に強い新設排水管の整備」を行っています。
2020年11月30日までの予定で、新栄建設株式会社が「都市計画道路宮内新横浜線（新吉田地区）街路整備工事（その7）」を行っています。
記事の掲載が遅れてしまったため既に終わっているかもしれません。
2021年2月26日までの予定で、重田建設企業株式会社が下水道工事を行っています。
工事が進んでいるのがわかると思います。
新吉田南交差点方向も工事が進んでいます。
街渠などの工事も進められているのがわかりました。
工事は大詰めです。
撮影日：2020年11月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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