青梅市及び西多摩郡日の出町で事業が行われている梅ヶ谷トンネル(仮称)の進捗状況を外から見てきました。
2024年2月1日追記
2024年3月16日15時に交通開放されます。
事業概要
西多摩郡日の出町大字大久野字肝要から青梅市梅郷一丁目に至る区間では、(仮称)梅ヶ谷トンネルの整備事業が行われています。2015年11月18日付で、都道238号大久野青梅線に編入されています。
トンネル延長は約1333mで、第3種第4級の2車線の道路(片側歩道あり)となる計画です。
2024年2月1日追記
2024年3月16日15時に交通開放されます。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
日の出町側
トンネル本体の工事は既に終了しています。「梅ヶ谷トンネル(仮称)整備工事(西-梅ヶ谷の2)その2」により、鴻池組・奥多摩建設工業建設共同企業体が施工しました。
トンネル内部の舗装を行う「梅ヶ谷トンネル整備工事に伴う舗装工事(西-梅ヶ谷の3)」も既に終了していると見られ、日本道路・成友興業建設共同企業体が施工しました。
トンネルには既に銘板が設置され「梅ヶ谷トンネル」と記載があります。(まだ正式発表がないと思うのでこの記事では(仮称)を付けています)
現在、トンネル内では道路照明の設置工事が行われている模様です。
工事件名は、「梅ヶ谷トンネル整備工事に伴う照明設備及び受配電設備工事(西-梅ヶ谷の5)」で、第一電気工業株式会社が施工しています。
まだ日の出町側の工事が始まる前の2019年9月にはこんな感じでした。
トンネル出口部分及び交差点予定地付近の道路改良工事はまだ行われていません。
現在、「梅ヶ谷トンネル整備工事に伴う道路改修工事(西-梅ヶ谷の6)」の入札が行われており、3月23日に開札予定です。工事概要を見る限り、この工事で交差点などの整備が行われると見られ、2023年度中の開放があると私は予想しています。
青梅市側
青梅市側も同じような状況で、トンネルの銘板などは設置されているものの、交差点などの整備はされていません。
周辺道路
つるつる温泉のある谷筋(都道大久野青梅線)は比較的線形も良い道路ですが、梅ヶ谷峠のある谷筋(都道青梅日の出線)は峠付近の勾配がきつく、日の出側の線形が悪いため、トンネルができるとこちらを経由した方が走りやすいかもしれません。
撮影日:2023年3月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(1230)
コメント
その後、最新の
梅ヶ谷トンネルの
情報は御座いますか?
日曜に近くを通りかかったので見てきました。と言っても上記写真と比べてほとんど変化はありませんでしたが。
本文で触れられていた「梅ヶ谷トンネル整備工事に伴う道路改修工事(西-梅ヶ谷の6)」の看板が立ってましたね。工期は令和6年2月上旬まで、だそうです。標準断面図をよく見たら歩道と横断防止柵の部分が赤く塗られてました。
一方で交差点部分の方は着手する気配がなかったですね。右折レーンを設ける用地は確保できそうですがトンネル内と平行して工事を進めるのかもよくわかりませんでした。
その工事で開通するようです。
なお、接続道路側に右折レーンは設置されますが、起点終点いずれも信号機は設けられないようです(見通し悪そうだけど大丈夫かな)
過去の道路の例でいくと、接続部の工事が最後になることが多いですね。