多摩3・1・6号南多摩尾根幹線では4車線化に向け事業が行われています。
多摩市の諏訪小学校付近で、2020年12月頃(現場着工は2021年春頃)より行われていた準備工事が終了していました。
事業概要
多摩3・1・6号南多摩尾根幹線のうち、上記で示した多摩東公園交差点~多摩市総合福祉センター前交差点間では2020年に事業認可を取り、東京都が都市計画道路事業を行っています。
この区間については、掘割式による都市計画となっていましたが、2015年に策定された『南多摩尾根幹線の整備方針』に基づき、平面4車線構造への都市計画変更を行うことになりました。2017年9月14日に計画段階環境影響評価手続きを開始し、都市計画変更の手続きと環境影響評価の手続きを進め、2019年3月6日に都市計画変更が完了しました。
都市計画道路事業の認可は2020年2月20日、施行者は東京都、事業延長は5,500mで、幅員は43~58mです。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約5,500m |
幅員 | 43~58m |
事業施行期間 | 2020年2月20日~2026年3月31日 |
事業費 | 130億円 |
2020年10月1日現在 |
※南多摩尾根幹線全線についてはこちら
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写真等
諏訪小学校付近で行われていた工事の件名は、「道路改修工事に伴う準備工事(2南東-諏訪の2)」で、奥山建設株式会社が施工していました。
工事開始当初の工事期間は2021年7月23日までの予定でした。その後どうなったかわかりませんが、8月23日現在工事は行われていませんでした。
準備工事の工事内容は、主に道路予定地に堆積している土砂の掘削です。
写真正面のネットフェンスで囲われた場所にあった土砂が少なくなっています。
今回の工事では、堆積していた土砂の半断面ほどの掘削のみとなっており、北側については土砂が残っています。
今後別の準備工事で撤去するのか、本体工事で撤去するのか、撤去しないのか、どうするつもりなのか気になるところです。
この付近は、道路全体の幅員が60m以上あり、そのうち車道(幅員約17.5m)については南側に集約する計画となっています。
撮影日:2021年8月23日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
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