新座市で事業が行われている新座3・4・10号放射7号線(栗原工区)の進捗状況を見て来ました。
引き続き用地の取得が続けられていますが、新座市議会の答弁によると用地取得率は50%を越えてきました。
事業概要
新座3・4・10号放射7号線(栗原工区)は西東京市側都県境~東久留米市川都県境までの約990mの区間で事業が行われているものです。施行者は埼玉県、事業認可は2018年4月2日(一部2019年3月20日)です。幅員18mの2車線となる計画です。
施行者 | 埼玉県 |
延長 | 約990m |
幅員 | 18m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2018年4月2日~? |
2019年3月20日~2027年3月31日(一部区間) | |
2020年8月28日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleMaps)
引き続き用地の取得が進められていますが、ここのところかなり進みがよく感じます。
前回掲載分2021年9月との間に掲載はしなかったものの2023年2月にも訪問していますが、それと比べても進んでいる印象です。
新座市議会2024年第3回定例会における2023年度決算認定に係る建設常任委員会委員長報告によると、栗原工区の用地取得率は55.2%とのことです。現時点で常任委員会議会録が掲載されていないので詳細は不明ですが、決算認定の答弁であることから2023年度末時点ではないかと思われます。
なお、2023年第4回定例会(12月)では、2022年度末の用地取得率47%と市長答弁があります。
写真①の地点には、この修繕の看板が設置してありました。入札情報の図面や仕様書を見る限り、埼玉県道25号のひばりが丘駅入口交差点以北付近の舗装補修工事のようですが、設計変更をして取得用地の砕石舗装などをさせているのでしょうか?
このあたりはGoogleMapsの航空写真と比べても変化がかなり大きいです。
東京都は取得用地をアスファルトで防塵舗装することが多いですが、埼玉県は砕石舗装のことが多いです。
別の路線の記事でも書きましたが、埼玉県の街路事業は地元市にも2割の負担金を求めており、議会発言によると、2023年度では西側に新堀工区と合わせて209,709,585円を新座市が負担しています。
建物解体後、砕石舗装がされていない土地もちらほら見られます。
県道25号と立体交差予定で、将来的には立体交差のための擁壁がこの付近に立ち上がる予定で、この道路は分断されます。
この辺もGoogleMapsの航空写真と比べて用地取得が進んでいます。
この付近は同一名称のアパート等が並んでいた箇所ですが、一気に更地化しました。
この付近で交差する予定です。
右側の住宅地裏側も用地取得が進んでいる様子でした。
左側は介護付き有料老人ホームイリーゼ新座の裏側に都県境があり、老人ホームを含んで都県境までが栗原工区の事業区間です。
都県境を挟んだ東京都東久留米市側も東京都が事業を行っています。
撮影日:2025年1月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
おー5割いったんですね、
ここの道は行くの難しいので、
実際、足を踏み入れたことがなんですが、
非常に興味深いです。
ありがとうございます。
駅からある国は若干距離があるのと、駅周辺にシェアサイクルが少ないので結構大変な場所ですね。最近は大泉学園駅でシェアサイクルを借り、東所沢駅まで放射第7号線・新東京所沢線をずっと進むというのが定番ルートです。