立川市で事業化予定の立川3・2・10号緑川通り線の進捗状況を見て来ました。
この道路は2021年に事業認可を取得予定です。2019年10月に説明会が開催され、2020年度は測量等が行われる予定です。
区間は上図の赤色で示した範囲で、現在の緑川通りを延伸する形となります。
上図の橙色で示した範囲では、東京都、国立市がそれぞれ別に事業を進める予定です。
東京都事業の記事
立川3・3・30号立川東大和線
立川3・3・30号立川東大和線
国立市事業の記事
国立3・4・8号日野駅国立線
国立3・4・8号日野駅国立線
写真等
この区間は緑川通りとして開放されています。
「緑川」というだけあり、この道路の下には緑川という河川(下水道)が流れています。戦時から戦後にかけて掘削された排水路で、現在は暗渠となっています。
古い下水道というだけあり、立川市で最も古い管路であることから老朽化が進んでいます。このため、現在、立川市が2028年まで(※)をめどに区間を分けて長寿命化事業を行っています。(※)工事進捗・予算規模などにより前後する可能性あり
現在は上下線の間を駐車場として開放されていますが、周辺の道路整備によって交通量が増えることなどから、長期的には駐車場を閉鎖する計画が示されています。
旧東京多摩青果市場跡地を一部通ります。
かつてはJR中央線から引き込み線もあったようですが、国立市に移転統合してから現在は何に使っているんでしょうかね。
曙三第二公園を突き抜けます。この公園も緑川の上にあります。
この先は住宅地が立ち並びます。
この付近では立川3・3・30号立川東大和線の建設に反対するビラがよく貼られています。
この付近で立川3・3・30号立川東大和線と交わる予定です。
立川市曙町の「曙」の正しい字は、者の「土」と「日」の間に「、」があります。
撮影日:2020年2月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
国立北から立川に行く際にこのあたりのごちゃついた道路がどうにも鬱陶しいので、
地元住民には申し訳ないですがいわゆる28m道路含めてさっさと道路通して欲しいものです。
戸倉通りももっと西に伸ばして立川通りと交差してくれないかなぁ。
戸倉通りの西側延伸については、北大通りの西側延伸によってそれを代替することは十分可能だと思います。
戸倉通りの弁天八幡宮前交差点付近から西進し、駐屯地の南側に沿い、立川3・3・30号線にぶつかる都市計画道路は存在しますが、立川通りまでは至りません。