町田市で事業が行われている町田3・4・40号小山田本町田線(図師Ⅲ期)の進捗状況を見てきました。
道路予定地と重なっていた鶴見川の付替え工事が進んでおり、あわせて丁八反坂橋の架替え工事も進められています。
事業概要
町田3・4・40号本町田小山田線は町田市本町田から町田市上小山田町に至る延長6,770mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間で、図師Ⅲ期として事業が行われています。
区間は南側(約300m)のその1と、北側(約400m)のその2に分けられます。その1は2008年10月20日に道路区域に編入(都道155号町田平山八王子線)されました。施行者は東京都です。
現在は幅5m程度の道路が存在し、これを幅員20m(2車線)に拡幅します。
施行者 | 東京都 | |
延長 | 約700m | |
道路区域編入 | その1 | 2008年10月20日 |
その2 | 2012年9月24日 | |
2020年9月19日現在 |
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写真等
2020年度より、丁八反坂橋付近で工事が行われています。東京都のサイトによると、「図師Ⅲ期その1」の2021年3月末の用地取得率は59%です。2020年3月末から変化なしです。
道路計画線と重なっている鶴見川を移設するとともに、鶴見川に架かっていた丁八反坂橋を架替える工事です。(2件の工事が同時に行われている)
1件目の工事件名は「道路改修工事に伴う河川付替工事及び橋梁株工事(南東-図師Ⅲ期)」で、2021年11月15日までの予定で、岳大土木株式会社が施工しています。当初の工期より延伸されています。
工事設計書等によると、工事内容は鶴見川の付替え工事と、丁八反坂橋の仮橋工事、下部工事です。
2件目の工事件名は、「道路改修工事に伴う丁八反坂橋整備工事(南東-図師Ⅲ期)」で、同じく岳大土木株式会社が施工しています。
丁八反坂橋の上部工事になります。
入札情報サービスなどによると、この工事は入札の不調が数年続いており、橋梁の上部工と下部工を分けることによって、下部工の業者が決まりました。その後、上部工の入札も再度行われましたが不調となっていました。結果、借地期限が迫っていること、同一ヤード内での工事工程調整の必要性などを理由として、2021年2月に下部工施工業者と特命随意契約を結び、上部工の施工も行われることになりました。
丁八反坂橋は仮橋になっています。橋の前後の勾配がきつく感じられました。
河川の付替えについては、既にブロック積護岸が完成していて、切替えが完了しています。
今後、転落防止柵などを設置するものと思われます。
この場所と言えば、大泉寺バス停の待合所があり、その風情からタイムスリップしたような感覚がありましたが、跡形もなくなっています。
丁八反坂橋の下部工事も進んでいました。
撮影日:2021年8月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
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