都道あきる野羽村線(草花大橋)年内開通か? 進捗状況2025.5

あきる野市で事業が行われている都道あきる野羽村線250(平沢・二宮地区、高瀬地区)の進捗状況を見て来ました。

五日市街道永田橋通り草花大橋で結ぶ道路ですが、現在、未拡幅であった氷沢橋交差点南側で街築工事が進められています。

現時点で開通時期について正式な発表はありませんが、個人的てきとう予想だと年内、あるいは遅くても年度内の開通があると予想しています。シランケド

事業概要

東京都道250号あきる野羽村線は、あきる野市を起点とし、羽村市を終点とする延長約2217m(H26)の東京都道です。

このうち、上記に示した五日市街道永田橋通り間では、道路を新設・拡幅、橋梁を整備する事業が行われています。

基本データ

施行者東京都
延長平沢・二宮地区約400m
高瀬地区約760m
2023年4月8日現在
※西多摩建設事務所事業概要による

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度道路改修工事(西-高瀬の5)及び街路築造工事(5西-秋多3・4・6)株式会社エージーテクノス
2024年度道路改修工事(西-高瀬の6)不調
2024年度道路改修工事(西-高瀬の6)(その2)ライチ株式会社
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度路床土調査(高瀬地区外1箇所)株式会社京北地盤コンサルタント
2023年度交通量調査委託(高瀬・平沢・二宮地区)株式会社エスピー研
2023年度道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(高瀬地区)株式会社復建技術コンサルタント
この表の注意事項
データ収集期間:工事2023年度~、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月27日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ
一部写真は車載動画の切り抜きです。

現在行われている工事は、「道路改修工事(西-高瀬の6)(その2)」で、2025年8月7日までの予定で、ライチ株式会社が施工しています。

設計書等によると、工事の主な内容は、氷沢橋交差点南側の街築工、一部区間の路面補修工案内標識設置工区画線設置工などで、工事内容からこの工事完了後には交通開放されるものと予想しています。

草花大橋は完成から10年以上、自動車等の交通開放がされてない状態です。これは氷沢橋交差点南側で用地の取得が進まず、自動車のすれ違いがギリギリなほど狭かったためと考えられますが、今回工事で一部未取得用地を除いて拡幅がされる予定です。

なお、工期は8月7日までとされていますが、見た感じ終わるか微妙な感じがしなくもないです。

①五日市街道北側(地図

既に開放済みの五日市街道北側では、路面補修のための測量の跡が見られました。

この区間は開通から15年近くが経過し、路面の劣化が目立つになってきています。

植栽も除草や一部植え直しをするようです。

②草花大橋南側(地図

草花大橋の南側の1スパンは、歩道を除いて未開放の状態が続いています。

現在は路面補修のための測量した跡があったほか、ほとんど手入れがされていないように見えた植栽の伐採がされていました。植え直すと見られます。
とても無駄な税金の使い方だなと感じます。

③草花大橋(地図

草花大橋は2013年に完成し、片側の歩道部のみ歩行者に限って暫定開放されています。

2023年度~2024年度にかけて行われた工事で橋面舗装が直されていて、同時に区画線も引かれました。

ところで、この写真を撮っている交差点の信号機も、10年以上点灯しないまま置かれています。

前回2023年度~2024年度の工事前には、路面に置きガードレールが大量に置かれ通行絶対阻止状態でしたが、前回工事後にはより軽量な単管バリケードに置き換えられていました。それが現在はすべて撤去されています。

④草花大橋北側の区間(地図

草花大橋の北側の区間は、前回工事で路面補修工事が行われました。

中央付近に置かれていた置きガードレールは単管バリケードに置き換えられています。

⑤未拡幅区間南側(地図

氷沢橋交差点南側の未拡幅区間では、街築工が進められています。現在は、新たな用地を取得した東側街渠等の整備を進めているように見えました。

2024年12月には、写真⑤撮影位置であるいずみ通りとの交差点に信号機を設置する工事と見られる「交通信号施設 新設・移設・撤去 工事」の入札が行われましたが不調となっています。
この工事では、ほか3箇所の移設・撤去が行われる予定となっていました。その3箇所については不明ですが、通常は同警察署管内で発注されることが多く、かつ近隣での施工が多いです。設置済みで10年近く稼働してない信号機関連だったんですかね?

⑥氷沢橋交差点南側(地図

氷沢橋交差点付近では縁石や街渠などの整備が進んでいました。

今後交通を切回しながら施工するものと思われます。

撮影日:2025年5月14日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. M・Y より:

    はじめまして
    この道路の着工前に反対運動していたことがある者です
    開通していたとしてもファーマーズセンターで止まり八王子まで繋げられないんですよね…
    反対理由としても、小学生の通学路を突っ切ることや、レッドデータブックに載っているオオタカの生息地近くだったり、税金が億単位で使われていること、50年前の計画で今のニーズにあっていなかったり……
    反対運動を、学校保護者に働きかけるも参加したのはふた家族程度で…結局強行され、今に至っています
    なぜ、ストップしているのかも不明ですがなんの意味があってこの道路を作らなければならなかったのか教えて欲しいです

    • 管理人 管理人 より:

      通学路を横断する幹線道路なんてたくさんあるのに、広い歩道もある2車線の道路に何を文句付けているのか意味が分かりません。むしろ現状の歩道が無い生活道路に車が行きかい、すれ違いも難しいほど狭い区間がある方が危険です。
      税金の使い道については人それぞれ意見があるので否定はしませんが、選挙で当選した首長が付けた予算かつ選挙で当選した議員が賛成した予算で執行しているのですから、良くも悪くも民意を反映していると言えます。
      50年前の計画とこの手の方は言いますが、計画決定されたのは1969年ではありますが、現在も消されていない生きた計画であり、2023年改訂あきる野市マスタープランでも書かれた道路網です。都市計画道路は適宜見直しが行われており、当初計画決定時期の古さを理由にしているのは筋が通りません。現に、この路線の八王子市境との不整合については検討・調整が行われています。
      反対運動に参加した人がその程度の人数だったのは、そういうことでしょう。

      ストップしている理由については正式に公表されているものを見たことがありませんが、記事本文記載のとおりでほとんど間違いはないと思います。

  2. 名無し より:

    圏央道然り、早く処理するべきです。住民以外はおおむね賛成でしょう。

  3. J より:

    開通を心待ちにしていました!
    ここは、近所の道路でして、橋が出来上がっていくのをワクワクしながら見ていた思い出があります。
    10年以上開通しなかったのは不思議でしたし、部分供用の区間はたまり場になっていて、爆音と治安の悪さには辟易していました。そしてその原因とも思われる、工事ができなかった区間には冷たい目を向けてしまいがちでした。
    小中学生も多く通学する、細い道を通らなくて良くなるのも嬉しいですね。
    ところで、ここには旧規格の2013年ごろに信号機が設置されていますが、そのまま使用開始できるのかどうかが気になるところです。

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