五日市街道と永田橋通りを草花大橋で結ぶ都道あきる野羽村線(平沢・二宮地区、高瀬地区)は、まもなく開通に向けた工事が始まる予定です。
事業概要
東京都道250号あきる野羽村線は、あきる野市を起点とし、羽村市を終点とする延長約2217m(H26)の東京都道です。
このうち、上記に示した五日市街道~永田橋通り間では、道路を新設・拡幅、橋梁を整備する事業が行われています。
基本データ
施行者 | 東京都 | |
延長 | 平沢・二宮地区 | 約400m |
高瀬地区 | 約760m | |
2023年4月8日現在 ※西多摩建設事務所事業概要による |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2023年度 | 道路改修工事(西-高瀬の5)及び街路築造工事(5西-秋多3・4・6) | 株式会社エージーテクノス |
2024年度 | 道路改修工事(西-高瀬の6) | 不調 |
2024年度 | 道路改修工事(西-高瀬の6)(その2) | ライチ株式会社 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2023年度 | 路床土調査(高瀬地区外1箇所) | 株式会社京北地盤コンサルタント |
2023年度 | 交通量調査委託(高瀬・平沢・二宮地区) | 株式会社エスピー研 |
2023年度 | 道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(高瀬地区) | 株式会社復建技術コンサルタント |
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写真等
撮影位置はこの通りです。一部写真は車載動画の切り抜きです。
1月4日時点では工事は行われていませんが、次期工事の入札が2024年10月31日に開札されました。工事件名は、「道路改修工事(西ー高瀬の6)(その2)」で、ライチ株式会社が施工する予定です。まもなくすると工事が始まると見られます。
工事の内容から見て、この工事完了後、五日市街道~氷沢橋交差点間で開通するものとみられます。草花大橋は2013年の完成後10年以上経ってようやく開通することになります。
東側(写真左側)で用地の取得が進みました。
これまで、この部分の用地取得が進んでおらず、これが原因で交通開放がされてこなかったようです。
これから始まる工事では、この部分の街築工も行う予定のようですが、西側(写真右側)に一部未取得地が数箇所あるため、一部暫定形での開放となるようです。
また、電線共同溝も整備される予定ですが、今回の工事では横断部のみの施工となり、縦断部分は開通後に工事を行うのではないかと思われます。
前回工事で、写真左側の擁壁が施工され、すでに完成しています。
この先、いずみ通り(多摩橋)方面にまっすぐになっている交差点は、草花大橋方面にまっすぐ行けるように交差点改良が行われる予定です。
この区間は既に完成済みで、前回工事で路面補修工事が行われました。
草花大橋は2013年に完成し、これまで片側の歩道のみの開放となり、いまだに開通できていません。
前回工事で橋梁部分の舗装補修が行われています。車道部に置かれていた置きガードレールは、軽い単管バリケードに置き換えられています。
草花大橋を含め、ここから北側の既成区間は区画線の設置も行われています。この部分だけで言えば、障害物を取り除くだけで開通できそうな見た目です。
この部分もすでに完成済みですが、次回工事で路面補修が行われる模様です。
この部分も一部で路面補修を行い、自転車レーンの設置などが行われる模様です。
五日市街道で行われた歩道設置工事で、道路の拡幅などが行われました。
信号機などは10年以上前から設置済みですが、ようやくこれが使える日が来るようです。
工事の看板が未だ掲出されていなかったので詳しい工期は不明ですが、入札情報によると工期は契約確定の日の翌日から183日間とされており、2025年度中の開通もあり得るのではないかと予想しています。
撮影日:2025年1月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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