小平市で事業が行われている小平3・4・19号小平駅久留米線の進捗状況を見てきました。
引き続き用地の取得が進められています。
事業概要
小平3・4・19号小平駅久留米線は小平市美園町地内の延長540mの都市計画道路です。
このうち、上記図で赤色で示した東京街道から東久留米市界に至る延長約453mの区間で事業が行われています。施行者は小平市で、事業認可は2019年4月22日です。これにより幅員16mの道路が新設される予定です。
なお、事業区間の一部に小平3・4・14号東京街道線の隅切りが含まれています。
小平市が事業を行っている区間の南側(小平駅前)では、市街地再開発事業が準備中で、市街地再開発組合により交通広場等が整備される計画が進んでいます。
また、北側の東久留米市内についても、新青梅街道までの区間が『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』において優先整備路線に選定されています。
基本データ
施行者 | 小平市 |
延長 | 453m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2019年4月22日~2027年3月31日 |
2020年10月11日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
未発注 |
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2019年度 | 小平都市計画道路3・4・19号線協議用資料作成等業務委託 | セントラルコンサルタント株式会社 |
2020年度 | 小平都市計画道路3・4・19号線協議用資料作成等業務委託 | セントラルコンサルタント株式会社 |
2021年度 | 小平都市計画道路3・4・19号線協議用資料作成等業務委託 | セントラルコンサルタント株式会社 東京事業本部 |
2022年度 | 小平都市計画道路3・4・10号線及び3・4・19号線協議用資料作成等業務委託 | セントラルコンサルタント株式会社 東京事業本部 |
2023年度 | 小平都市計画道路3・4・19号線協議用資料作成等業務委託 | セントラルコンサルタント株式会社 東京事業本部 |
事業者サイト
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写真等
撮影位置はこの通りです。
大沼通りと交差する東久留米市との境から南側が事業区間です。
写真①は正面に向かって道路ができる計画で、写真のとおり用地の取得が進められています。
東久留米市側は、2016年に策定された『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』において優先整備路線に選定されていますが、現時点では着手していません。東久留米市議会2024年3月予算特別委員会において、下記のような答弁がされています。
計画区間の一部が都立霊園である小平霊園の区域と重複しているため、計画区間と重複している墳墓の移転方法などを含めた機能確保について東京都と調整を進めてきてございます。本区間は当該地の特性から非常に慎重な対応が求められており、事業スキームの確立に時間を要しているところでございますが、本年度、移設が必要となる墳墓の数、霊園外周部への影響などを把握するため実施した測量委託等の調査結果を踏まえ、引き続き事業化に向けて東京都と協議・調整に鋭意取り組んでまいります。
令和6年予算特別委員会(第4日) 本文 2024-03-19
写真のように所々で用地の取得が進められています。
小平市のサイトによると、2023年度末の用地取得率は約2割とのことです。
東京街道に面した部分でも用地の取得が進められていました。
小平駅前広場予定地では、小平駅北口地区市街地再開発事業にむけて準備組合が設立され、検討が続けられています。
最近になって区域変更や建物形状の見直しが検討され始めていて、現在も都市計画決定・組合設立に至っていません。
撮影日:2024年11月17日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
未着手区間も含めて整備された後、新青梅街道の柳窪新田は交差点廃止等検討してもらわないとまあとんでもないことになりそうな感じですね…(現状の当該交差点付近もなかなかカオスですが)
私が担当者なら柳窪新田交差点の信号機は廃止し、柳窪新で交差点南側の道路のうち新設道路までの区間は歩道を拡張し車道を狭め、通り抜けさせにくい構造にします。
霊園内の移転は上手くいくんだろうか?
敷地内に移転スペースがないような気がする