川崎3・4・4号世田谷町田線(片平・上麻生Ⅰ期) 片平交差点・柿生交差点で工事中 進捗状況2023.7

川崎市麻生区で事業が行われている川崎3・4・4号世田谷町田線(片平及び(上麻生Ⅰ期)の進捗状況を見てきました。この記事では、このうち工事が行われていた片平交差点付近及び柿生交差点付近のみ掲載します。

片平交差点付近

事業概要


川崎3・4・4号世田谷町田線多摩川の多摩水道橋から町田市境に至る都市計画道路です。すべての区間で現道があり、津久井道と呼ばれています。

このうち片平工区麻生警察署前交差点から片平2丁目交差点までの区間で現在の道路を拡幅する事業を行っています。

※2016年撮影の看板です。

拡幅後は幅20mの4車線になる予定です。

基本データ

施行者川崎市
延長約1322m
幅員20m
事業期間2001年3月23日~2029年3月31日
4車線化麻生警察署前交差点~小田急多摩線交差部:2025年2月17日
2025年3月28日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2022年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その8)工事矢島建設工業株式会社
2022年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その9)工事河合土木株式会社
2022年度麻生区内主要地方道世田谷町田道路防護(法枠)工事清生土木有限会社
2023年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その10)工事重田・重田造園共同企業体
2023年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その11)工事株式会社佐野建設
2023年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(古沢交差点切替)工事有限会社一興業
2024年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その12)工事河合・織戸共同企業体
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2020年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計委託株式会社セリオス 東京支店
2021年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線(暫定整備)道路詳細設計委託株式会社綜合技術コンサルタント 東京支社
2022年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路詳細設計(4車線化)委託株式会社協和コンサルタンツ 横浜営業所
この表の注意事項
データ収集期間:工事2022年度~、委託2020年度~(それ以前は収集していません)
※委託は工事関連業務委託のみです。物品は掲載していません。
最終更新日:2025年1月15日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①片平交差点(地図

片平交差点では新たな工事が始まっていました。

工事件名は、「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その9)工事」で、河合土木株式会社が施工しています。

看板類は見当たりませんでした。

②片平交差点の町田側(地図

この工事では、片平交差点の町田側西側断面の電線共同溝の整備街築を行う模様です。

また、この工事により、片平交差点の町田方面車線に右折ポケット(広幅車線)が設けられる予定で、右折車両を先頭とした滞留が解消されるか気になるところです。

 

なお、この区間で行われていた雨水管及び水道工事は完了していました。

③片平交差点の新百合ヶ丘側(地図))

交差点の新百合ヶ丘は、両側共に整備が進んでいます。

この約1km先の古沢交差点では、車道を切り替える工事の入札が行われ、有限会社一興業が落札しています。そのうち着工するものと思われます。

上麻生Ⅰ期

事業概要

川崎3・4・4号世田谷町田線多摩川の多摩水道橋から町田市境に至る都市計画道路です。すべての区間で現道があり、津久井道と呼ばれています。

このうち柿生駅付近では上麻生工区として道路の拡幅が行われています。

道路は幅20m4車線に拡幅される予定です。

事業はⅠ期Ⅱ期に分けられており、それぞれ事業開始時期が異なります。

基本データ

Ⅰ期
施行者川崎市
延長約340m
幅員20m
区域変更告示2009年1月26日
2020年4月22日現在
Ⅱ期
施行者川崎市
延長約430m
幅員20m
事業期間2019年1月25日~2026年3月31日
2020年4月22日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2022年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その4)工事加藤・清生共同企業体
2022年度 麻生区内都市計画道路世田谷町田線予定地整備工事株式会社大隅興業
2023年度都市計画道路世田谷町田線(上麻生Ⅱ期工区)上麻生交差点暫定整備工事株式会社吉孝土建
2024年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その5)工事麻生建設株式会社
2024年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その6)工事2025年2月17日開札予定
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2021年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線(暫定整備)道路詳細設計委託株式会社 綜合技術コンサルタント 東京支社
2024年度麻生区内都市計画道路世田谷町田線(上麻生Ⅱ期工区)道路詳細設計委託日本設計 株式会社 川崎営業所
この表の注意事項
データ収集期間:工事2020年度~、委託2020年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年1月15日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①柿生交差点北側(地図

柿生交差点付近では、下記に示す工事が行われていました。

工事件名は、「片平地区下水枝線第9号工事」で、2023年8月14日までの予定で、上下水道局が発注し、小田土木株式会社が施工しています。

上の画像の通り、道路予定地にはヒューム管が準備されていました。

2つ目の工事は、「麻生区内都市計画道路世田谷町田線道路築造(その4)工事」で、2023年9月29日までの予定で、加藤・清生共同企業体が施工しています。

柿生交差点付近東側断面の電線共同溝整備及び街築を行うものです。

②柿生交差点(地図

柿生交差点付近では掘削中でした。

この工事により、車道部分の切替えが行われる模様です。

③柿生歩道橋付近(地図

柿生橋の架替え拡幅、柿生歩道橋の架替え後ほとんど工事は行われず、歩行者通行部もバリケードで区切られた形態が続いてきましたが、今回の工事で一応の整備がされそうです。

④バス折返場出入口付近(地図

道路予定地には電線共同溝の特殊部などが置かれていました。

この町田側で別途事業が行われている川崎3・4・4号世田谷町田線(上麻生Ⅱ期)及び柿生陸橋拡幅の事業区間でもある上麻生交差点では、角の店舗に動きがありました。川崎市の年間発注予定には、「麻生区内都市計画道路世田谷町田線(上麻生)交差点改良工事」が入っており、暫定的な右折レーン設置があるのか注目しています。そうなれば劇的な渋滞改善になりそう。

撮影日:2023年7月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)

コメント

  1. けーたん より:

    暑い中お疲れ様です!
    古沢交差点の車道切り替えが行われたら、現車道側の共同溝とかの工事ですかね・・。先は長そうですねぇ。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      おそらくそうなると思います。
      未だ手付かずの中央分離帯がどのタイミングで整備されるかは気になりますね。本当に整備するのかも含めて。

  2. マコト より:

    こんにちは 俺の居場所様 
    地元民です、新百合ヶ丘駅から柿生駅までの津久井道の拡幅と尻手黒川道路の片平2-仲町橋 間の開通は東名川崎から南多摩尾根幹線道路方面へ抜ける車と世田谷から町田へ抜ける車がクランク状に集中する所なので完成が待ち遠しいですね、少し前まで迂回して踏切を回っていたのが嘘の様ですが、片平2〜がトンネル/切り通しになれば周辺渋滞が軽減するのは間違いないですね。
     問題はいつ完成するか?です、川崎市は予算規模が東京都や横浜市に比べ小さく産業も南部に集中しているので北部の道路工事の順番待ちが長く工事途中で数年間停止して仕舞うことが ままあります、用地買収の予算が少ないのでしょうか? 
    登戸の多摩川水道橋も中々工事完了せず完成した頃にはもう劣化して補修が必要になりそうです。
     私が運転している間に開通するかはわかりませんが、記事を楽しみにしています。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      トンネルの工事自体は既に入札中ですので、決まり次第、工事着手(金額的に議会の議決が必要な気がしますが)となるはずです。
      川崎市の予算が東京都などと比べると少ないのはその通りですが、この尻手黒川線と世田谷町田線(片平・上麻生)は、ここ数年は川崎市の発注でもコンスタントに発注されている路線で、市南部でもこれほど着々と工事発注しているのはほぼないように見えます。

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