新宿区で事業が行われている環状第4号線(富久町)の進捗状況を見てきました。
東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は61%とのことですが、道路整備保全公社による取得も行われており、それも含めるとほぼ完了しているように見えます。
事業概要
環状第4号線は港区港南三丁目から江東区新砂三丁目に至る延長約29,880mの都市計画道路です。
このうち、上記の図で示す区間では「富久町」として事業が行われています。施行者は東京都で、事業認可は2011年2月14日です。事業延長は約330m、幅員27mで4車線となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約330m |
幅員 | 27m |
事業施行期間 | 2011年2月14日~? |
2020年6月3日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間の北側となる余丁町通りから見た様子です。
これより北側の「河田町区間」は5月26日に交通開放され、この地点は丁字路になっています。
用地の取得が進み奥まで見通せるようになっています。
いまのところのこの付近の区間では工事は行われていません。
都立総合芸術高校の西側では、昨年度行われていた「街路築造工事及び補償代行工事(2三-環4富久町)」が完了し、斜面部はアスファルトで覆われていました。
現在も資材が置かれていましたが、この路線では工事は行われておらず、近隣工事(河田町の区間?)の資機材ではないかと思います。
事業区間の南側です。
年間発注予定によると、今年度は「街路築造工事のうち排水管設置工事(4三ー環4富久町)」の工事発注が予定されています。
撮影日:2022年5月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
高校の坂だけ見ると部分開通しても良さそうに見えますが、大型車がその先の抜弁天方向に抜け出せなく成るから全線開通迄は開放出来ないでしょうか
幹線道路は基本的に、幹線道路と幹線道路の間が完成しないと交通開放させません。中途半端に部分開放させると、住宅地に交通が流れ込み危険なためです。
富久町のこの区間についても、余丁町通りまで完成しないと開放させないでしょう。