稲城市で事業が行われている稲城駅南口駅前広場の改良工事の進捗状況を見て来ました。
3月までの予定で車道部の工事が行われていますが、稲城駅駅舎前付近の工事が進み、1月7日からバス停が移設される予定です。
事業概要
稲城市の稲城駅南口駅前広場では、駅南側で行われている多摩都市計画南山東部土地区画整理事業の進捗を踏まえた交通広場の改修工事が行われています。
バスやタクシーの乗車場や待機場のレイアウト変更などが行われる予定です。
道路情報
施行者 | 稲城市 |
路線名 | 稲城市道1496号線 |
工事期間 | 2024年度~ |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
2024年度 | 稲城駅南口駅前広場(市道1496号線)道路改良工事(その1) | 株式会社創建 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2021年度 | 稲城駅南口駅前広場(市道1496号線)改良工事設計委託 | 日本設計株式会社 多摩営業所 |
2023年度 | 稲城駅南口駅前広場(市道1496号線)改良工事詳細設計委託 | 日本設計株式会社 多摩営業所 |
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写真等
現在の工事
現在行われている工事は、「稲城駅南口駅前広場(市道1496号線)道路改良工事(その1)」で、2025年3月中旬までの予定で、株式会社創建が施工しています。(右の看板は下旬)
この工事は、南山東部土地区画整理事業や「TOKYO GIANTS TOWN」構想の進捗を踏まえ、交通広場の既存レイアウトの見直しを行うことにより、バス停留所の増設や、障碍者の乗降への配慮等を図ることを目的に行っているものです。
工事は何段階に分けて行われる計画で、稲城市議会録によると、2024年度は車道部を、2025年度は歩道部の上屋やベンチの設置などの工事を行う計画です。
駅舎付近の工事が先行して完了
供用中の交通広場を供用させながら改良工事を行っているため、工区を分けて数段階に分けて工事を行っているものとみられ、2024年末までに駅舎南口を出てすぐの場所の工事が完了した模様です。
この部分はタクシーの待機列や、身体障害者乗降スペースとなっていた場所ですが、車道部が広がったことで、現時点でバス乗降場所が2マス増える形となりました。
ガードレールも設置されているんですが、市の代表駅でもあるのにもう少しお金をかけてデザイン性のある防護柵を付けてもよかったのでは・・・(来年度工事で改良するならいいんですが)
交通島部分も改良され、新しくタクシープールが設置されました。これまで、タクシー乗降場の後ろに並んでいたタクシーはこちらを使用できるようになると見られます。ただ、警察協議の中でこういう設計になったのだとは思いますが、今まで2台以上のタクシー待ちがあったような気がするんですが、足りるのでしょうか。
工事中とはいえ、少し気になる道路標識が見られました。
交通島にあったクスノキは移植されています。
バス停移設へ
現地掲示物によると、工事の進捗に伴い、2025年1月7日始発からバス停が移設されます。
新しいバス停部分は既に区画線も準備済みで、バス停ポールも置かれていました。
これらのバス停の移設は、現在は手が付けられていない部分の工事を行うためと思われます。
看板の完成イメージ図を見ると、将来的には既存バス停部分にもバス停を整備するようですので、今後も移設があると見られます。
現在は手が付けられていない部分も、測量の跡があり、順次着手するものとみられます。
来年度には別発注予定の工事で、主に歩道部の工事が行われる見通しです。
撮影日:2025年1月2日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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