練馬区の平和台地区で行われている放射第35号線のうち、環八通り~川越街道間の進捗状況を見てきました。
前回訪問は2018年10月です。前回同様に氷川台方面は見ていません。
(8月13日追記:8月20日に歩道だけ開放されるような情報が出ています。)
気になる開通時期ですが、現場の方に聞いたところ「3月中に開通するよう言われ工事をしていたが、取り下げられ現在は完全に”未定”。工事は3月中におおむね終わる」とのことでした。
2020年3月13日追記
環八通り~川越街道間が3月30日15時に暫定開放されます。

事業概要
放射第35号線は豊島区豊玉町三丁目から埼玉県境に至る延長約8460mの都市計画道路です。放射第36号線は豊島区要町一丁目から練馬区平和台三丁目に至る延長約4270mの都市計画道路です。
このうち上記で赤色で示した区間で事業が行われています。現在の要町通りを延伸し、新大宮バイパスに接続する計画です。
施行者は東京都で、都道として整備されます。なお、事業認可が図の通り異なります。
2004年(平成16年)12月28日に事業認可された区間は、延長約1,330mで、放射第35号線(早宮・北町)と呼ばれています。環八通りとはアンダーパスで立体交差します。
2011年(平成23年)12月1日に事業認可された区間は、延長約1,970mで、放射35・36号線(小茂根・早宮)と呼ばれています。
放射第35号線(早宮・北町) | |
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,330m |
代表幅員 | 40m |
事業施行期間 | 2004年12月28日~2031年3月31日 |
一部暫定開通 | 環八通り~川越街道間(2020年3月30日15時) |
一部暫定開通 | 平和台トンネル(2024年2月24日16時) |
2024年3月14日現在 |
放射第35号及び35号(小茂根・早宮) | |
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,970m |
代表幅員 | 40~50m |
事業施行期間 | 2011年12月1日~2031年3月31日 |
2024年3月15日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

今回見た感じでは、このような暫定整備になるようです。(設計書は見ていないので違うかもしれないです)
信号機交差点名はこの図の通りです。
工事看板など
写真等

撮影位置はこの通りです。
放射第35号線は地下トンネルによる立体交差で計画されており、トンネル工事も行われていますが、トンネル側道のみの暫定開放となる予定です。上下線は片方にまとめられています。
道路の入口には新しく「40km/h制限」と「駐停車禁止」の標識が追加されました。(駐車禁止は廃止)
このように、道路は4車線+αの幅で完成していますが、白線は2車線(片側1車線)で引かれているのがわかります。開放するときには置きガードレールなどが置かれて路駐対策などされると思います。
中央分離帯などもおおむね完成していて、防音壁も設置済みです。
最後に坂道を上って川越街道・新大宮バイパスの丁字路にぶつかります。
この交差点は新大宮バイパス入口と新しく名称が設定されました。この道路開通後も、新大宮バイパスの起点はあくまでもここなんですね。
この交差点では右折レーンと直進左折レーンが用意されています。
もうほとんど完成しているんですけどねぇ。
なお、ここには「大型貨物等・大型自動車等進入禁止(路線バスを除く)」(=トラックとバスの絵が描いてあるやつ)の標識が設置されていました。新大宮バイパスの大型車率からして入ってくる車ありそうな気がしますね。
撮影日:2019年3月26日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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