補助第52号線(宮坂) 進捗状況2021.3

世田谷区で事業が行われている補助第52号線(宮坂)の進捗状況を見てきました。

2016年に事業認可を得て東京都が事業を行っているものです。

事業概要

補助第52号線目黒区青葉台四丁目から世田谷区成城六丁目に至る延長約9,030mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間では若林区間として事業が行われています。

施行者は東京都で、都市計画法の事業認可は2016年1月19日です。
事業延長は約295mで、幅員は20mの2車線の道路となる計画です。

施行者東京都
延長約295m
幅員20m
車線数2
事業施行期間2016年1月19日~2022年3月31日
2021年3月24日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間東端付近(地図

この先を左側に道路ができる予定です。

なお、正面部分は補助第128号線(宮坂)として別途事業が行われており、正面の用地の大部分はこれによって取得された用地です。

写真①右側方面にも都市計画道路補助第52号線は計画されており、環八通りまでの区間は『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』において優先整備路線に選定されています。(現在は未着手)

②取得された用地(地図

取得された用地はそれほど多くはありませんでした。

東京都のサイトによると、2020年4月1日現在の用地取得率は18%とのことです。

③取得された用地(地図

この路線は特定整備路線には選定されていませんが、この付近には幅の狭い道路もあり、木造住宅も多い地区です。

④東急世田谷線西側(地図

この写真の後ろに東急世田谷線の踏切があります。

この付近が事業区間の東端となり、さらに東側については補助第52号線(若林)として別途事業が行われています。

正面の道路は都道423号渋谷経堂線の現道ですが、道幅は狭く一方通行となっています。住宅街で人通りもそこそこある道路ですが、抜け道としてスピードを出して走行する車がいて危険に感じます。

ちなみに、写真④左側一帯は戦前に「荏原第一土地区画整理事業」が行われた地区となります。道路が直交に交わった区画が多いのはこのためです。ただ、土地区画整理事業が施行された当時は現在の都市計画道路は決定前だったためか、都市計画道路の準備はなされていません。

撮影日:2021年3月23日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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